蒜山・高梁〜蕎麦と紅葉を求めて〜

おきなわ終了後、初の週末。
天気は良さそう。仕事の段取りもマル。


やりくりすれば土日とも昼間は自転車に乗れる。


今の時期にしかできないこと、行けない所…


というわけで、9日(土)は発作的に蒜山高原へ。


目的は…新蕎麦と温泉。


7:00に岡山を出発して久しぶりのドライブ。
途中、高梁からいまだ曾て経験したことのない雲海。


まったく視界不良でフォグランプ全開で北へ進む。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


蒜山スポーツ公園にデポしてスタートするもこの時点で気温1℃。
風がないので我慢はできたがそれでも県南育ちには厳しい状況。


コースはかつてのメディオフォンド真庭を懐かしんで…


数あるメディオの中でも一番好きだったこのルート。


特に関金から地蔵峠までのR45は日本の原風景と言っても過言ではなく、
大山の湧き水が流れる水路づたいに走る旧道は屈指の名コースだと自認している。


そしてその認識が間違いではなかったことを走り始めて実感する。


犬挟峠を越えると霧は晴れ、遠く日本海、大山の稜線までもが
くっきりと青に映える絶好のコンディション。


本当に気持ちがいい。
来て良かった。というより年に2〜3回はここを走らねばと痛感した。


延々と続く緩斜面、最後の急斜面は練習にもなる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


とはいえ数年ぶりの走行につき、記憶もまばらで…


最後は「こんなに長かったっけ?」とやっとピークへ。
道端には残雪が。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


鏡が成から鬼女台展望台までは快適なダウンヒル。楽し過ぎる。



下りで冷え切った身体には蒜山ジャージー牛乳のホットと
地元の手作りパン。テラスで陽の光を浴びながらの小休止。
申し分なし。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


その後、蒜山までのダウンヒルを再び。
路面のひび割れに注意しながらあくまでも集中して。
紅葉が素晴らしい。


ダウンヒル後は、今回のミッション。


新蕎麦を味わうためにベアバレー近くの「叉来さん」へ。



ここの蕎麦は岡山屈指。


店内のしつらいも接客も格別な一軒だと思う。


最後は蕎麦湯までしっかり堪能してスタート地点まで移動。


快湯館で疲れを癒して帰り道に蒜山野菜を買い込んで来岡。


16:00には帰着した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ドライブして、ロードバイク乗って、紅葉愛でて、蕎麦食べて、温泉入って…


それだけたっぷり楽しんでも16:00からはまた別のことができる。


私はロードバイクは好きだが、貴重な休みを丸一日つぶしてしまうのは本意じゃない。


もちろん大事なレースは別だが。


蒜山エリアはコースもいいし、食事処もいい店が多い。


来年こそは気候のいい時期に遠征か合宿できたらと思ったな。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして昨日日曜日もパン屋夫婦、Tyousanと高梁へ。


途中、豪渓の紅葉をたっぷり愛でる(ゆっくりだとよく見える・笑)。


高梁では、やはり新蕎麦(笑)。


もう毎日でもいい(笑)。


訪れたのは紺屋川近くの「方谷庵さん」。


こちらも名店です。


ここは十割蕎麦のみならず、地の舞茸をカラリと揚げた舞茸天が絶品。



こなれた備前の器も蕎麦の味を引き立てる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


その後は、成羽経由鬼が岳を考えていたがあまりの寒さに断念(笑)。


R180をひた走り、最後は高梁川土手道をTyousan牽きで無事帰着。


総社は暖かかった。やはり盆地の高梁は特別寒いんだよ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この土日は家の用事もできたし、サイクリングもできたしで◎。


気分的に100%解放できるのも


脚引きづりながらでも、おきなわ行ったから。


行っておいて良かったとしみじみと痛感した週末だった。