秋の週末:初落車

心待ちにしていた秋の三連休。
日曜日のWave中級基礎ロード練、
そして月曜日(昨日)の「官能やまなみの旅」…。


体調もメンバーも良く、すべてが万々歳の段取りで、
楽しい一日もあと少しで無事終了の予定が…


落車…


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2009年5月にロードバイクを復帰して、初めての落車。
4年4カ月、大きなトラブルもなく楽しんできたが実にあっけなく…。


原因は100%独り相撲。
旭川ダムに向かう下り基調の快走路。
右コーナーリング中に砕石を踏んで前輪がバースト。
ログを見たら40km/h強でラインに乗っていたようで
制動もできず、効かずで一瞬にして転倒してしまった。


一瞬ブレーキ掛けながら直進という行為も閃いたが
右進行方向に傾いた前輪ホイールの右側がゴリゴリ、
アスファルト上でズリッと滑るのをハンドル経由で感じて万事休す。


今もあのイヤな感触が手に残る。


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後ろに着いていたみむtさんも当然避けようがなく、巻き込み落車。
私を乗り越えて落ち葉に突っ込んだらしいが、マシンも身体もとりあえずは
無事だったようでホッとした。転び上手なみむtさんだったのが
せめてもの不幸中の幸い。メンバーのダメージが最小限で済んだのは救われた。


落車後は打撲の衝撃から一瞬身体が動かず。
恐る恐る動かしてみると、まず鎖骨は問題なさそう(ホッとした)。
ただ右腰と右脇腹の痛みが強烈。ヘルメットもパックリ割れており頭が痛い。


その後は、メンバーのサポートに甘えさせてもらい、
とりあえず建部まで自走で戻る。


ゼイ田さんとヒカサさんの伴走が心強かった。


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時間が経つうちに徐々に痛みの箇所が増え、範囲も広がっていく。
ペダリングしていると股関節と脇腹の痛みに顔をしかめる。


なんとか建部のマルナカまでたどり着き、そこで一息入れて
搬送のためクルマを取りに戻ってくれたD241さんの到着を待つ。


喉の渇きを異常に覚えたので、オールフリーの500と350を一気飲み。


その後、D241さんの厚意に甘えて岡山まで連れて帰って頂く。


帰宅してから速攻で救急病院へ。


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CTとレントゲン検査の結果は…
全身打撲と擦過傷。
肋骨骨折、右腰打撲など。


肋骨はたぶん折れていると感じていたが案の定。
ただ一本ですんで良かった。


それよりも気になるのが股関節の痛み。
夜は打撲と骨折のためだろう38℃近くの熱が出て悪寒が止まらず。


そして今朝になって熱は治まっていたが
仕事場に行こうと歩き出したとたんに
左膝に痛みが出てきて歩くのがまま成らない。


これもまた嫌な痛みの種類。


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仕事は休めないのでほぼ定時に出社し、とりあえず締め切りの原稿を打つ。
指に大きなダメージがなかったのが幸いだった。
ただ当分取材外出は苦行だろう。


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昨日は主旨は「グルメライド」だったがメニュー自体はかなりハードで、
登りはD214さん、平地はゼイ田さん、ドメ君、下りはみむtと
それぞれのスペシャリストがきっちり上げて、ほぼ全域で対応していた
私はツワモノ相手にイメージ通りの走りができたと順調な調整ぶりに
ニンマリしていた矢先のアクシデントだった。


※それにしてもニシザキさん平地巡航、強くなってた。
※ヒカサさんの食後の鬼牽きには悶絶(笑)。中切れしまくり。
※Unoちゃんは全区間ポジション前で地力さらにアップ。オールラウンダーへ。
※初対面のマンタニ君の強さには驚愕。彼はすごい逸材ですよ。
※利守さんはフォームが安定したらもっと行けそう。意識の問題か。
※キタワキさんは正真正銘の恐るべし准教授。着実に地脚アップ中。

↑本当はこういう楽しいレポを書こうと思っていたのだが…


それだけに今の状況が残念でならない。


好事魔多しとはこのことか。
じゃ、好事って何だよって聞き返したい気持ちにもなるが…
それも野暮なことだな。


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ありがたいことに昨夜来から、いろいろな方から怪我への対処や
練習法、今後の注意点など、親切かつ具体的なアドバイスを頂いている。


なかでもあるベテランE1レーサーのひと言が身に沁みた。

置かれている立場が違ったり、しょっちゅう落車しているワシが
言うのもなんですが、まあ起きたことは起きたことでポジティブに考えてください!
(何をポジティブに捉えるかは自分で考えるコト)


なるほど、
こういう時こそ、マネジメントだなと。


復帰に向けていろいろマネジメントしてみるか。


カレンダーで見るよりも残された時間は少ないので。