三連休:体調不良のち愛宕山M練

秋の三連休とは名ばかりで、
台風による四週連続の週末悪天候、加えて体調不良。


日曜日はリカバリー程度ならと思いきや
朝から終日雨模様。模様というよりも嫌がらせのような豪雨。


気圧のせいか、倦怠感がさらにひどく、少し食べては横になり、
少し寝てはまた食べてと病人のツラさを身を持って感じた一日。


「入院している人は毎日こんな感じか」と考えるとどんより。
夕方になるとやっと熱も収まり、外の空気を吸いたいと思えるようになった。


風呂に入ってとりあえず不快な汗を洗い流す。


ふらふらとデパ地下を散策していたら、美味しそうな和菓子や
焼きたてのパン、惣菜など、次第に空腹感が…治りつつあるサインだなと。


そうなると食べられるうちに食べるが私の治療法。
先日、20年ぶりに再訪したおばちゃんのいる中華へ直行。



口内炎がまだ不完治につき、ビールの味が微妙に感じたが
昨夜よりは格段に味が分かった。もちろん餃子も。



レバニラに突入する頃には、すっかり気分も良くなり(笑)。
酒はいつの間にか、いいちこの水割り。


実は最近気が付いたのだが、ファミリー中華にはいいちこが合うんだよ。
いいちこ再評価。安くてうまい。外れもない。


その後、炒飯をがっつり食べてそのまま9時過ぎには爆睡。
身体はまだまだ睡眠を欲していたよう。


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昨日も午前中は雨予報だったが、意外にも雨は上がっていた。
ところが台風の吹き返しが凄まじく、強風が吹き荒れる荒天。


天気が収まったら墓掃除に行くかとダラダラしていたら…


FBに「8時30分から愛宕山へ行きます。」との書き込み。
店長選手権を前にRフジワラ店長はやる気だなと。


時計見たらその時点で7時55分。服はパジャマ、岡山市在住(笑)。


ただ高速を〇〇km/hで帰れば、最短で9時には合流できるはず。


ピンと閃いたらさっさとジャージに着替えて速攻で移動開始。


無事8時55分、愛宕山着(笑)、9時に逆走合流。


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フジワラ店長はすでにアップ済み?


私の方はアップもそこそこに周回開始。


Rフジワラ店長からの指示は「10時半まで」。


「基本牽きますから、タレたら前お願いします」。


コースはいつもの愛宕山フルではなく、西区間を使った特別設定。


自分なりに考えるに1時間半、Rフジワラさんとパックは難しいので


とはいえ少しでも長く、30分でも40分でもレースペースを維持すること。


それが自分に課したミッション。どちらにしてもギリギリは必至。


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今日はGarminを忘れたのでログ解析できていないが、


愛宕山西コースは1周約7分強。


獲得標高も確か800mくらいにはなったか。意外に登る。


おまけに昨日はあの風。何度もフロントをすくわれるような突風と


アゲインスト。軽量な二人には酷なコンディションだった。


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とはいえフジワラ店長とのマンツーマンは超ハードボイルドが必須。


昔は「なんでこんな時にこんな道を!」と絶句の連続だったが今思えば


その頃の容赦ない鍛錬が今の自分の走りの礎となっている。


それは紛れもない事実。


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周回はとにかく少しでもタレたら、双方が前に上がりペースを保つ。


終始無言。というかキツくて言葉も少ない。必要最小限の指示のみ。


タレたら牽いて、牽いては下がって、の繰り返し。延々と。


私がキツいのは当たり前だが、Rフジワラ店長も時折苦しそうな表情を見せる。


風のせいもあってボトルを手にするのにも神経を使う。


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50分程経過したところで直線路のかなたに見慣れた後ろ姿。


丸福さんですね。


お互いにひと声かけて合流。


疲労困憊の二人を見て、丸福さんペースを抑えてくれているよう。


ただ、こちらはギリギリだったがあえてアップダウン区間で前に出てペースを上げる。


こっちの意図を察したのだろう。そこからは丸福さんに無慈悲に火が着いて(笑)。


もう付くのが精一杯。それどころか付き切れ赤ランプ点灯。


丸福さんのコースミスによるリセットで何とか生き延びる。


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その後は再び三人による無慈悲ローテ。


フジワラさんから「あと3周!」の声。少し希望が見える。


高架下を左折し、アップダウン区間へ。


丸福さんのペースは衰えるどころかさらに増す感じ。


後ろ二人はダンシングでペースを上げるもお互い力がない。


先頭の丸福さんと二番手のフジワラさんとの距離が1m、2mと広がり始める。


丸福さんとの差が5mくらいか。致命的だと感じた瞬間、残りの脚をフル回転。


わずかな時間だろうが、この時間の長いこと(笑)。


何とかブリッジかけてパック修復。


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その後は、タイムリミットのため早期離脱した漢・丸福さんに


謝意を伝えて残りの2周は再びフジワラさんと最後の仕上げ。


この2周はまさに檀蜜の味だった。


ラストピークのゴールはフジワラさんらしい渾身のフルダンシング。


ほれぼれするようなスパルタンな切れ味。


終了。


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体調的、気象条件的には厳しかったが行って良かった。


すべての条件が揃わなくても、ある一定以上のレベルで走る。


また走る意識を持つ。それもまた必要だと感じた昨日の愛宕山


いい練習ができた。