耐久こぼれ話
耐久から一夜明けて…
筋肉の張りや痛みはまったくない。目覚めもすっきり。
大量に吸い込んだ花粉のせいで鼻水タラタラなのがたまらないが
これで脚がそれなりに動けば、コンディション的には現状ではベストに近い感じがする。
【昨晩は頂き物の猪肉(高タンパク・低カロリー・ビタミンBの宝庫)を
自家製ポン酢のしゃぶしゃぶで食べたがそれも良かったのか…疲労回復効果?】
昨日は久しぶりに大集団の中で走ったが
考えてみればサーキット周回コースでのマスドスタートは
中山や大昔の鈴鹿第1回大会以来か。
結果は2時間半で降りてしまったのだがオフシーズンの成果はそれなりに体感できた。
スタート後30分は先頭付近もダンゴ状態で前後左右ともに安定せず、
不規則な風を避けるために右列行ったり左列行ったりの繰り返し。
30分の暖気が終わってからは、第1コーナー過ぎのアップヒルで番手を上げる。
その頃から集団も一列か二列の棒状になることが多くなり、先頭付近の顔ぶれも固まってきた。
1時間経過。
丸福、マーシー、クローバー、クアトロ、ミジンコ、トーマス…
いつもの練習メンバーはトラブルもなく先頭集団に含まれている。
ミジンコさんとトーマスさんがツインズで先頭あたりでペースメイクするので
「おや?」と思ったがほどなく集団へ内包(賢明です)。
ペース的にはAveSpd40km/h弱だからインターバルさえかからなければ、
それほどキツくはない。
これくらいのペースで行ってくれたら膝にも負担が少なく、
もしかしたら完走できるかなあと思っていたら、現実は甘くないですね。
1時間半あたりか。たまたま右を走っていた白ジャージの某関西チームの人が
「クソ集団が!」(この言い草もどうなんよと…)といってペースの上がらない集団に
苛立ちをみせたかと思うとその後、優勝者の人らとペースを上げて集団のリストラを図り始めた。
そうなるとコーナー立ち上げりで関西系チームが上げては下げ、上げては下げの繰り返し。
特にバックストレートは立ち上がりから50km/hで中切れ狙いでカチアゲルため
思い切って踏み込めないワシにはツライ展開が続く(イメージ的には塩生のアップダウン)。
一度は補給中にペースが上がってウイダー口にくわえたまま大コーナーをクリアした。
(あとでサイコン見たらMax62.5km/hだった)
1時間半から2時間半まではそんな状況で徐々に下がる気温とともに
脚の節々がカキンコキンで、左膝よりも右アキレス腱がキリキリ刺し痛でイヤな状況。
その頃になると、脚が残っている人とそうでない人がはっきり二分化していた。
その後、思案したが24周目で集団から離脱、1周だけダウンしてDNF。
2時間ノルマはクリアしたが3時間めざすべきだったかとも思ったが欲張れるだけの力もなし。
普通に走れただけでもありがたいことだろう。
ところがピットに帰ると気温はさらに低下していて、冷え切ったコンクリートの上で
脚の不快感は増す一方。7時間耐久が終わるまでストレッチしたり、脚撫で回してできるだけの
ケアをしたが、この時間帯が一番キツかった(パン屋夫婦差し入れのパンは絶品だったが)。
それにしても、あのコンディションの中、4時間、7時間走り切った人はすごい。精神的にも強いね。
観戦を愉しみにしていたトロバキも異次元の走りの連続でロードの凄みを実感した。
スタート前には徳島のとさやん一派の好青年が声を掛けてくださったり、走り終えたあとは
年々若返るW支部長や歌舞伎役者並みにホワイトニングなアンドーさんとプチ会話をしてのんびりと…。
そういえば極寒のなか、スーさん(ケガの影響で今回はDNS、また火が付いたかな)、
イシイ君(なんとカップル…のはず)がチームの応援に駆けつけてくれた。ほんま感謝です。
そしてワシの大好物をわざわざ差し入れてくれたhikasaさん…ありがたい限りです。
あ、あと2位のお祝いに緑ジジィから残り物のクリームパン(5個入り)を
進呈されたトーマスS口さんも実にいい笑顔だった(ねんでやねん)。
こうして、いよいよ今年もレースシーズンが始まった。
故障は長引いているが、ベースはそれなりにできている。
暖かくなれば必ず快方に向かうはず。
やることやっていこう。