四国遠征2日目:室戸編

四国遠征2日目。ホテルのバイキングでしっかりと朝飯を摂り、いつでも自転車に
乗れるようにウインドブレイクで武装して出発。国道55号線を小松島阿南市方面へ進む。
途中、トライアスロンで有名な日和佐に立ち寄る。海亀で知られる大浜海岸を散策し、薬王寺へ。
海岸線の美しいコースが近そうだったので、薬王寺の隣の道の駅から自転車に乗る。
海岸線のフラットな道かと思いきや、アップダウンの続くハードな道。それも路肩の痛んだ
ところが多く、クルマも多い。下りは特にいつも以上に気を配りながら、慎重に降りる。
1時間走ったところで休憩。ちょうど阿波海南駅の前だった。昼時だったのでついでに飯を
食べようと周りを見回すと、なんとなく心引かれる風情の一膳飯屋が目に入った。
ピンときたので、そのまま店へ。働き者の娘さんとお母さん(たぶん)が切り盛りする飯屋。
夜もちょっとした居酒屋になるようで、周りのお客さんを見渡すと全員が地元の常連さんのよう。
ワシが頼んだ日替わり定食700円。海老と鯵のフライ、きんちゃく玉子、大根と酢魚の小鉢、
自家製キムチ、大盛りごはん、大根と揚げの味噌汁。はっきりいって大正解でした!
じっくり夜来て、腰すえて飲みたいと思いました。鯵フライは、冷凍ではなく本物の鯵の
味がした。味噌汁もあっさりと上品な味付けで○。このまま居座って酒飲みたいという誘惑を
断ち切ってとりあえず自転車は止めてクルマで再び南へ。

波乗りの永遠の憧れポイント海部川河口を見学し、同じく生見海岸、尾崎を経てとりあえず
今夜の宿(すんごい民宿でした)にクルマを止め、そこから再び自転車で室戸岬へ。
その後、せっかくこの地に来たのだからと「室戸スカイライン」の激坂へ。
岬側から登り始めると10%強の登りが約4km延々と…。それも序盤は吹きさらしの
道路でガードレールの横は何もなし。強風でハンドルが取られるたびにビビリながらの
ヒルクライム。山頂付近から見た夕日。素晴らしい。自転車サイコー!