第2回岡山県自転車競技ロードレース選手権 IN 中山サーキット:レポ

Garminエラーのため1〜2周回目のログが拾えてなかった。
※周回の表記に関しては前後があるかもしれないのでご容赦。
※レース展開と選手も勘違いがあるかもしれないのでご容赦。


という訳で…

「第2回岡山県自転車競技ロードレース選手権 IN 中山サーキット」:レポ

photograph by linda Yamamoto


午前中続いた雨が午後からやっと上がる気配。


喫緊の仕事を終えて、14:00に出発。


いつものプッチコースを北へ。今年もよく往復しているなあと思いつつ山陽ICをめざす。


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別に時間は充分あるのだから下道を通って行ってもいいのだが、


アクシデントや渋滞がキライなのでひと区間だが高速を利用する。


おかげであっという間に中山サーキットへ到着。


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クルマをピットに付ける。お隣はみむt。


タイヤ張り替えたばかりらしく、


すでにローラーでアップ中だった。そのお隣でナカニシさんも。


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そうしているうちにお隣に修造さん到着。


その後、修造さんが「師匠」とあがめるキシモト君と初対面。


FBでお互いの日々を知り合っているので初対面な気はしない。


それでも礼儀正しく、きちんと挨拶していただいた。


聞けば25歳とのこと。これからいくらでも強くなれる。その気になれば。


はにかむように笑う彼の横顔を見ていたら、何とも微笑ましく、羨ましくも思えた。


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そろそろレースの話を。


スタートは16:30。


登録カテゴリー(27名)は30周、未登録(15名?)は10周で同時スタート。


路面はほぼドライ、西の空からは陽射しも時折覗く。風はほとんどない。


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1周ローリングしてから30周。


ローリング走行中になんとキシモト君が後輪パンク。


メンバーの了承を得て、先導役のアンドウさんのホイールと


急遽交換し、集団リスタート。嵐の予感か。


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そのままナカニシさんを先頭にスタートラインを超える。


30周回、約1時間半の戦いだ。


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当初の目論見通り、とりあえず集団の10番手以下に下がらないように前目の位置取り。


ログがないので不明だが体感的には1〜2周目は確実に3分は切っていたはず。


周りからのアドレナリンを全身に感じる瞬間。


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マーク&チェックするべきジャージは…


チーム岡山、Nozaki、そしてWave。


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とはいえ序盤からチーム岡山勢のTTかよといったトレイン構成で


我々が絡める気配はあまりない。


時折、Nozakiのフクダ君や大学生がペースを上げたりもするが


青Mさんを中心とした本命は動く気配なし。


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5周目あたりでキシモト君が逃げを打ち、続くもの数名。修造さんも行った?


ただ目視に入る距離に捉えていたので追うにしてもじんわりと言った感じ。


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↑先頭を牽くのはトラの強豪タカハシさん(有名人です)。
バイクの実力も一級品です。




↑ご覧の通り、ペースメイクというか終始先頭を牽くのは青Mさん。
前に出たいのだが、なかなかのペース(泣)。プッチのときと同じですね。


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途中、修造さんのエスケープあり、キシモト君とナカニシさんのランデブーあり、


ヤマシロさんや大学生の逃げなどなど、展開はあったがすべて吸収。


結論から言えばLapタイムはほとんどの周回が2分台。


最速は5周目の2:46と29周目の2:47。


調子は悪くなかったのだろう。


ワシ的には比較的淡々とした印象で25周目まで進む。


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この辺りになると終盤の勝負所に向けて集団内をチェック。


青M、D241、みむt、修造、カジタニ、セキグチ、ナカニシ、タカハシ…主力どころは全員生存。


あとはFreespeed、Waveは…え?Rフジワラ店長とワシのみ?


マーシーさんの姿が見えない。クローバーさんは遅れた?などと思いつつ


ピット見たらマーシーさんの姿が…(最終コーナーで落車だったそう、本命の一人だったのに)


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↑集団リストラを狙って青Mさんのペースアップが続く。
ワシは想定内。いつものことです。と分かっていてもキツいものはキツイ。


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ラスト5周を迎えた時点で「あと15分」と逆算。


「ラスト3周で約9分。アクシデントがなければ9分間耐える練習はしてきた」と再度自認。


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ラスト4周を終え、いよいよこれからとスタートゴール地点の掲示板を見ると


なんといきなり「3」ではなく「2」の表示。


え?


どうやら運営サイドは、周回数を間違えていたようです(笑)。


とはいえ周回間違えたらシャレにならないので再度、集団内で「残り2周」を確認する。


失礼を承知でいうなら、エントリーフィー上がってもいいから来年はタグを付けてほしい…


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そしていきなりラスト2周で勝負は最終局面へ。


この時点で先頭集団には12〜13人?


ただそれまでのレース状況を鑑みて、


自分で動ける、展開が作れる選手はほんの数人に限られている。


青M、D241、タカハシ、そしてRフジワラ店長。


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そしてその時…


29周目のバックストレートの登り序盤。


D241さんが満を持してフルダンシングで加速、集団を引き離しにかかる。


追走する集団、ワシ的にはギリギリの局面なれど比較的冷静に俯瞰する自分がいた。


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「ここはブリッジがかかる。緩斜面までに集団後尾につけばいい」


一気に上げてオールアウトしないよう一旦ペースを調整し、ブリッジを利用してジワジワと集団復帰。


ちなみにこの周が出力的にはベスト。xp252、maxは672watt。そんなリストラ。


最終的にピークを過ぎて集団は10人くらいに絞られた。




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ラスト1周に向けて集団の空気も緊張が高まる。


この瞬間がたまらない。脚はある。どこまで行けるか。


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そんなこと考えつつ最終コーナーをインへ入ろうとしたその瞬間。


左前方でFreespeedの選手が落車、身体が前方に立て回転し、


同時にバイクが宙をまいつつこちらへ迫る。


状況は見えていたのでそのままアウト側へ逃げる。


減速はしたがそこから切り返して前に追いつこうとした瞬間、


今度は右前で落車…なんとD241さんでした(泣)。


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再度減速リスタートで先頭を見るやすでにホームストレートの中段あたりまで進んでいる。


本日2度目のMAX(615watt!えらい低いがな)フルダンシングでなんとかピーク過ぎに集団復帰。



この日最大の局面。ラスト30周目のホームストレート。
前を行く5人を追うワシ、修造、ナカニシ、セキグチの図。
死ぬか思いました。


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そのまま下って最後のバックストレートの登りを上っていたら


再度、前方でアタック(当然ですね)。


しかしこれに反応する力はなく…脚に力が入らない。


ジリジリと遅れ始め、セキグチさんにもパスされて、


最後はヨレヨレでゴール。あの瞬間はまさに瞬殺。力不足でした。


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それでも7位入賞で、県代表ラインの8位以内はクリア。


あのメンバーだから自分としては上出来。次に繋がったのだから。



↑このメンバーの中に入れて正直うれしい。
出し切ったので自分でもいい顔している。


それにしても青Mさんは終始レースを作って王者にふさわしい走り。


そこに絡んだみむtはリッパ。


とかくテクニック面のみを注視されがちなみむtだが


あのコースはテクニックだけじゃ着には絡めない。


とにかく9位のナカニシさんまでは、戦友だな。


このメンバーと中国地域ロードを戦える悦び。それもチームで。


練習せんといけんね。


「第2回岡山県自転車競技ロードレース選手権 IN 中山サーキット」:リザルト

優勝:青M
2位:みむt
3位:カジタニ
4位:Rフジワラ
5位:タカハシ
6位:セキグチ
7位:aka-madone
8位:自転車親父
9位:ナカニ