マスターズ総括と朝練

3日連続県北(日本原・粟倉・湯郷)行きという日々だった。


初日は某病院との打合せ。結構なボリュームの案件を
直接請け負っているので制作だけでなく、営業管理、マネジメントも
問われるため気が抜けない。担当の総務2名に大阪から来岡したという
切れ者経営コンサルタントを交えての2時間半。
こっちは切れ者じゃないから複雑な話はツライ。
が、最終的にはなんとかこちらの思惑通りの展開に持ち込んで終了。


2日目、3日目はレギュラーの案件。なかなか楽しい店舗・名所の
取材&撮影が9箇所。とはいえ3日連続の長距離移動は結構ダメージが残る。
車内でNoteBookを打つのも疲れるしね。


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今週はそんなこんなで朝が早く、この3日間はローラー1時間メニューを消化。
そして今朝は久しぶりの外走り。出がけは肌寒いがやはり外は気持ちがいい。



1周アップ後、ペースを落とさないよう3周回。
いつもの区間でインターバルを試みるが当然一人だと追い込みは甘い。


4周目で灰色ウサギさんと遭遇。
お悔やみを述べつつ、これから取り組むべき雑務について一言二言。
ワシも親父のときに経験したが、送り出してからやるべきことが多々ある。
煩雑な事務手続きと行政手続きがほとんどだが先送りにすると
後々厄介なことになるからねえ。


そんなこんなで4周目は灰色ウサギさんが同走してくれたおかげで
プチ追い込むことができた。朝日を背に市内へと向かう。


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マスターズのことを書いておかねばならない。
忙しさのせいもあったが、正直あまりにも充実感がなく、
「ワシは高知まで何をしに行ったのだろうか」という空虚感。



今回は心身ともにベストな状態で臨めた。
冬場からのM練、平日のプッチ、最近はロクバンや人工島での追い込み。
自分には過分なほどの恵まれた練習環境、支えてくれるRフジワラさんやMメンバー。
そしてボーダーレス最強軍団プッチの面々など、これまた過分な仲間、
いや同志たちの存在。


死角なし。膝もよく回る。メシも酒もうまい。
そんな「人生最速」を細胞のひとつひとつに実感しての高知入り。
だが結果は16位というホロ苦いもの。


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原因は明確だ。
ロードレースはタイムトライアルではない。
いわゆる「かけっこ」なのだから、自分はその「かけっこ」
弱かったということ。答えは実にシンプル。


ただ今回ばかりは、このレースに期するものがあった。
この日のために1年かけて身体を作ってきた。
それだけに適当な薄ら笑いでお茶は濁せんし、
自分は、そんな収まりのいい性分でもない。


実際、レース中も自分の好調ぶりが身体全体で感じられた。
ログを見ても体感と数値の相関感覚は今期最高レベル。
「行ける」確信を持ってラスト周回を向かえた。


ただ結果には残せなかった。
青いガキのようだが、その悔しさと喪失感は
どんな言葉を労しても埋め切れない。
正直、気持ちの整理が付かないんだな、これが。


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勝負どころで散々斜行していた連中が
ちゃっかり何人も入賞しているのを目の当たりにすると
心中穏やかじゃなく、グッと拳を握りしめるのに苦労した。
そんな未熟な自分がイヤになるが、ワシも人間だしね。


とにかく2012年のマスターズは終わってしまった。
「何もできなかった」ではなく「何もしなかった」今年のマスターズ。
すべては心の弱さですね。


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と、大センチメンタル大会は終わりにして明日からはメニューをこなすの日。


「嫌がらせ大歓迎!」


今後ともこんなaka-madoneですが
よろしくお願いします。