判断力の瞬発力←あえておかしな言い方だけど

昨日は雨の日曜日につき、ゆっくりブログでも書けるかなと
思っていたら細々と雑事やら買い物やらをしていたら
あっという間に夕方に。


↓1時間ほどローラーを回しながら庭を眺めながらの日曜日。



しかし、ローラー乗ってホームセンターに買い物行って、
青Mさんに教えてもらったバイクの丸ごと2台積みを可能にすべく
クルマのカーゴを片付けて、墓掃除して、庭掃除して
昼ご飯食べて、洗濯して、おやつ食べたらもう夕方って…


何の建設的目的はなくとも時間はいとも簡単に流れていくのだなと実感。


やること、さっさと手を付けないと
人生なんかほんとすぐに終わってしまうんだろうな。怖い話だ。


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土曜日は地元・玉島人工島でロード練2連発。
「土曜出張プッチ→Wave中級練」という流れ。
今週はこの瞬間のために仕事してきた。



練習会のことをちょっと振り返っておく。



【土曜出張プッチ:第1回玉島人工島ロード練】
要は平地レースとなるマスターズをシュミレートすべく、
約1時間(1周2.6km×15周回)を一定負荷を維持しつつ、
各自の判断であくまでレースに近い展開で走りきろうというもの。


実際周回レースは展開によって結果が大きく左右されるが、
そうはいっても最終局面に残れる走力がないと話にならない。


正直、呼びかけはしてみたものの、自分が「その局面」に残れるのか、
不安はあった。そして参加メンバーを確認してからは…
これは最終局面どころか下手したら序盤から千切れる可能性も大だなと
あらためて気合いを入れ直し、戦術を練り直すの図。

【参加者】
ゼイダ、青M、ミジンコ、Rフジワラ、灰色うさぎ、カイル、ナカニシ、
マーシー、クローバー、ハラダ、aka


参加表明が少なかったので「こりゃ中止じゃな」と思っていたら
なんのなんののゴージャスな顔ぶれ。
国体代表選手、けいはんな舞洲、マスターズチャンプ、
そして最強E1レーサー、チーム岡山、Mクラブ精鋭陣と集まりも集まったり。


内容に関してはFBにアップされたRフジワラさんの動画がすべてを物語っている。
実際、昨日も何回もリピートして見て、ラスト3周の展開において
自分の足りない部分が手に取るようにわかった。


ただ欠点だけでなく、自分の優れている部分も確認できたのも収穫。
ギリギリの攻防だったが、今の時期にこの練習を体験できたのは大きい。
(頭で考えるのと感じるのとではまるで違った)


Garminの混線のためログが拾えなかったというお粗末なトラブルのため
15周回の内容がアバウトなのだが、周回においては8周目までは
比較的平穏なローテション、もちろんLap.Aveは常に41〜43km/hだから
ワシ的には間違いなくレースレベル。


展開としては9周目に、鹿屋のハラダ君がアタックをかけ、
青Mさん中心にマークにはいり、その後、逆に青Mさんがエスケープを試みると
Rフジワラさん、ゼイダさん、ハラダ君がチェックにはいるというシビレル展開。
ワシはもちろんブリッジの隙間に連結しながら流れからはじき出されないよう、
尚かつ楽し過ぎないよう間合いを計って進む。


冷静に俯瞰して、自ら展開が作れるのはハラダ、青Mの二人。
当然この二人が動けば、Rフジワラ、ゼイダ、ミジンコが潰しにかかるので
ワシとしては地力が落ちる分、マネージメントでカバー。
ただ、そのあたりのマネージメントはひとつ間違えると命取りになるので
一瞬たりとも気が抜けない。その緊迫感は他の練習ではできない
「レース頭」を養うには最適だった。


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塾長の動画を見て、ラストの大チョンボに大笑い。
確かに体力的にはギリギリで、終わった今だから言える部分もあるが、
あの局面(ラストコーナー手前)は後方からアタックかけた
カイルさんを、すかさずチェックするゼイダさんになんとしても付くべきだった。
なんとしても。そこで爆死したとしてもだ。


見ると一瞬反応が遅れている。
ただ、まったく脚がなかったわけでもない。
現にその後、加速してそこをうまいこと青Mさんにブリッジされているし。
(練習なので思いっきり「たられば」を言っています。ご了承を)


スプリンターではないワシが着に絡むには、その辺りのジャッジがすべて。
グロスパワーで勝負にならないから「判断力の瞬発力(日本語おかしいね)」
しか上位に絡める手だてはない。


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photo by ZEIDA


それにしても愉快だった。
ハラダ君の「ドッカン」を間近で体験できただけでもやった価値はある。
国体での武勲を祈る。


その後の「中級練」も大盛況で楽しいことこの上なし。
走りのレベルはまったく中級じゃない。みんな普通に速いし、強い。


連日、大マスコミさまがバイアスかけて垂れ流しされる
国辱的ニュースの数々にハラワタ煮えくり返っていたがその瞬間は晴れた。


玉島練またやりたいねえ。