M練のち自宅にて

一番好きな一週間がやって来た。
誰がなんと言おうと8月の第一週の、お盆を控えた日本の夏が好き。


日中の暑さは過酷だが、朝夕の空気に一瞬だけ秋の気配が宿り、
空の青も、海の碧も、田んぼの緑も神々しいほどに透明度を増すこの頃。


蚊取り線香、風鈴、スイカ、桃の甘い香り…
古い扇風機のクタビレた風音。


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「土曜納涼プッチ」は、チームメイトだから言うのではないが
イシイ君の走りが印象的だった。普通に走れば、普通に速い。
酷暑の中、皆生のフルマラソンを走り切る体力と気力のある男だから
当然と言えば当然なんだけどね。


一歩間違えたら「マルコ・パンターニ」に一番近いヴィジュアルなんだけど(遠目)。
惜しい…そっち方面を意識すればいいのに。手足もうらやましいほど長いし。


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日曜日はM練:濃縮ヴァージョンへ。
6:00スタートで涼しい時間帯に一定負荷をキープしながら走り切るというミッション。


早島発で広江、鷲羽山、児島(休憩)を抜け、渋川、王子が岳、由加山(周遊)を経て
藤戸の「鯛よし」でブランチミーティングというスケジュール。


序盤は穏やかな出足だったが、鷲羽山ハイランドあたりからペースが上がり、
展望台への海岸線を自分比的に頑張ったら、いい感じで疲労度が。


唐琴のコンビニで補給を摂り、渋川からおもちゃ王国への登りあたりから黄信号点滅。
そこから由加山方面へ向かい、再度、尾根伝いに王子が岳レストハウスまで。
ここはレースさながらに塾長との掛け合いだったが、最後は見事オールアウト。
久しぶりのタコ踊りダンシングでレストハウスまで。


その後は、クライミングリピートの時間が長くなり、想定外に汗ダダ流れ。
ギリギリのタイミングで「鯛よし」に駆け込み、水補給。


駄菓子菓子…
ざるうどん(大)をオネエちゃんから受け取った瞬間に
左のふくらはぎと右の太腿が同時に攣るの図。
しばし脂汗をかきながら壁で身体を抑えつつ悶絶。


緑ジジィ「アンタでも攣るんじゃなあ〜ひゃひゃひゃ」って。
「皆生のときは、石井君に介護してもらったんじゃ〜ひゃひゃひゃ」って。


いつか、ゼッタイ、LOOK、オークション、現金化…


捨てられっちまえ!嫁に!


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練習後は自宅で雑用。
夜は家のイタリアントマト(ボンリッシュ)とズッキーニとササミの白ワイン蒸しなど
作ってみたが我ながら絶品。ボンリッシュの肉厚で濃厚な風味がズッキーニの
淡白さとマッチして大人のラタツゥーユといった趣き。


その他は豆腐、キクラゲ、キュウリ、大葉、トマト、オクラなどの盛り合わせを
特製のわさびドレッシングでいただく。疲労回復に努めるのみ。


お盆までは仕事もフルスロットル。


↓夕方の虹。2階の窓から。