ロードバイクを鍬に持ちかえよ

新規の案件で平たく言うなら「趣味と実益」について述べよ
みたいな原稿依頼があったので、一般的な情報集めに
いろいろと検索かけていたら、下記のような指南に出くわした。

「バブルは来ない ゴルフクラブを鍬に持ちかえよ」


増税時代に、家計を守るのに四苦八苦している人も多いだろう。
そこで、どのように家計を守っていけばよいか、「趣味」をどう見直すべきか


おそらく私たちは、今までの考え方を捨てる時期に来ています。
もはやバブルの再来はあり得ませんし、給与が右肩上がりになる時代も訪れないでしょう。
だったら、その時代に合ったライフスタイルに変えていくしかないのです。
例えばあなたは今、休日に何をしているでしょうか? 
もし、ゴルフクラブを握っているのだとしたら、
私はそれを、鍬(クワ)に持ちかえることをオススメします。


「ゴルフ」は、サラリーマンにとって仕事でのつきあいの象徴です。
仕事を辞めた後も、ゴルフ仲間と人間関係が続くとは思えません。
それよりも、庭を耕して畑にする。庭がなければ、家庭菜園を借りる。
育てた野菜は、家計の助けにもなりますし、そこで新しい人間関係もできていきます。
いざという時は、こうした仕事以外での人付き合いが、あなたの助けになります。
今までの人生観をリセットすると、いろいろなものが見えてきます。
家族にとって「大事なこと」も、変わっていくでしょう。その大事なことに資本を投下する。
それ以外のことには、お金を使わない。それぐらい徹底しなければ、
この不況下の増税時代は、生き抜くことができない――そう肝に銘じるべきです。


※『サラリーマンのための安心税金読本』(小学館)より


ワシは10年前まではゴルフ一筋の毎日をおくっていたのだが
別にゴルフが「仕事のつきあいの象徴」とは思わなかった。


というか技術的にも人格的にも素晴らしい師匠に出会えたので
純粋にスポーツとしての奥深さに心酔していたと思う。


ま、上記の指南を説く経済ジャーナリストが言いたいのは
「ゴルフ」とはひとつの放蕩の象徴で、要は生活スタイルを再考しなさいということ。
オネエちゃんのいるラウンジ通いを止めましょう、見栄のためだけのブランド品買いは
止めましょうと言い換えることもできる(ワシはきっちり使えばブランド品は価値あると思うけど)。


話がまどろっこしいな。


ではこう言い換えてみる。

「バブルは来ない ロードバイクを鍬に持ちかえよ」

どうだろうか。ローディの皆さん。


確かにニュース見ても「増税」「年金」「原発」「円高」「デフレ」…
朝から不安ワードのオンパレード。


あっさりスルーするのも芸がないので一応自分に当てはめてみるに…
aka-madoneさんがロードバイクやめて、野菜作りの週末…


すごい生活だな。


主だったキャラに当てはめてみると…


Rフジワラさんがロードバイクやめて、野菜作りの週末…プププ
青Mさんがロードバイクやめて、野菜作りの週末…爆笑い
自転車親父さんがロードバイクやめて、野菜作りの週末…!!!
みむtさんがロードバイクやめて、野菜作りの週末…ピッタリやん
緑ジジィがロードバイクやめて、野菜作りの週末…そのまんま

庭を耕して畑にする。庭がなければ、家庭菜園を借りる。
育てた野菜は、家計の助けにもなりますし、そこで新しい人間関係もできていきます。


結論としてはやはり乗れるときに乗っておかないといけないということ。
この先、何が起きるのか分からない。


しかし…
野菜作りを通じてできる新しい人間関係って…
どんな人間関係なんだろう。それを支えに生きていけというのかな。
さすがに今はイメージできない。