2011中国サイクルグランプリ:レポ

↓これよりレースレポ

レースから一夜明けて、寝起きに立ち上がると脚がバリバリ。
特に悲鳴を上げまくっていた左右のふくらはぎの違和感が半端なし。
しかしあとは問題なし。


いつものことながらさすが広島車連、もうリザルトがアップされていた。


【レース総括】
昨日は5:30起床。特製塩にぎりをせっせと作り、6:00には出発。
一人でいろいろ妄想するのもなんなのでNHKの深夜ラジオ便など聞きながら、
ラジオ体操の歌を歌いながらの高速ドライブ。しかしラジオ体操の歌は元気がでるな。


7:00過ぎには会場へ。すでに到着していた1時間ソロ出場のムロさんに挨拶。
その後、到着したSLTさんとすかさず試走へ向かう。


空は快晴。路面はところどころ濡れていたが本番までにはドライになるはずと確信。
今年は雨中のレースがとにかく多かったのでドライなだけでうれしい。
雨じゃないレースなんて本当にいつ以来だろうか。
SLTさんもキレイなコーナリングでM練仕込みの無駄のないダウンヒル
そのスピードならビギナークラスなら間違いなくトップクラスなので
「下りは先頭で降りたほうがいいよ」とアドバイス。結果はオーライだった。


とりあえず1周28分ペースでコース確認終了。調子は悪くないと判断。
その後は食事、トイレ、岡山勢とあれこれ、徳島から参戦のとさやんさんらと談笑。
自転車親父さんからは「お清めの塩」。マドンの要所にパラパラと…(ありがとうございました)。
しかし自転車親父さんは落車三兄弟の末っ子なんだよなと、あとで気付く…複雑…


スタート30分前まで20分×2ローラーでアップを済ませておく。


今回はスタート位置が300mほど後方になり、クルマの近くになったおかげで
都合よく2列目に。結果的には最前列からスタートできた。


周りには顔なじみの岡山勢。路面コンディションは申し分なし。
スタートへのカウントダウンが始まるがいたって落ち着いている。


「バーン!」ピストルの音に押されるように前へ。
そのまま流れに乗ったまま下りコーナーへと突入する。


路面は完全ドライにつき、コーナーが楽。気分的にも負荷が少ないためか
登り返しも広島県ロードのときに比べると楽な感じがした。


調子は悪くない?スムースな集団の流れに乗って一瞬そんなことも思ったりしたが…
トンネルを抜け、三段坂に入るとペースは徐々にアップ。
キツイけれど、これも想定内。一段目、二段目をクリアし、展望台へ。
自転車親父さん、D241さんの姿も見える。


ところが…中盤あたりで、一気にブラックアウト。
一瞬にして踏めなくなってしまった。


すでに有力選手のアタックで分裂気味の集団の最後尾さえ着くこともできず。
ピークを過ぎ、平坦区間に入ってから、ありったけの力で前方集団を追うが、
ペースを上げた集団にすんだソロ脚では…さらに脚が削られ…大失速。


その後、後方から追い上げてきて一声くれた青Mさんに着くこともできず、
前方に目視しながら、そのまま2周目へ。


もうこの時点でレース要素は終了し、エキスパートクラスの痛烈な洗礼を
味わいながらのソロ周回。登り返しあたりで後方からの集団に飛び乗り、
青Mさんを吸収。本来ならここで一呼吸置いてペース上げたいところだったが
今度は左右のふくらはぎがピクピクと…2周目にして目の前にさらなる暗雲。


少しでもトルクをかけると一気に崩壊しそうな両脚をかばいながらの走り。
下りはなんとか回せたが、三段坂に入ると…気持ちとは裏腹に脚が悲鳴。


一段目、集団から遅れ始めたが二段目でなんとか攣りが治まったところで
ダッシュかけて追い着く。三段目をドンケツに張り付きながら
集団のしっぽを手繰り寄せ、ピークをクリア。


攣ったままの状態で平地区間のローテを繰り返すも、情けないことに
ホンマに踏めない。サイクルプラス勢もローテ内にいたのに…
WAVEジャージ着て、トレインの脚を引っ張るヘタレな走りは本当にみじめだった。


でもって3周目のS字の登りまでは踏ん張ったがそこで脚完全終了。
もう蛍の光だよ。


シフトワイヤーのトラブルで直前DNSとなり急遽、撮影班を引き受けてくれた
とさやんさんのムービーに脚カキンコキンさせながら登っている自らの姿を見て涙。


↓これは両脚攣って終わった瞬間じゃがな。


このときが苦しみと痛みが同時に襲ってきてズンドコだったなと…。
気持ちとは裏腹に動かない身体。というか脚。
電柱があったら掴まっていたかも…誰とは言わんが緑…


あとはゾンビ走行でなんとかLAPを刻み、最終回の三段坂をやっとクリアして、
ラストの平坦区間へ。やっと引き攣りが治まった脚を初めて気持ちよく回して、
最後のスプリントだけは、ストレス発散に絶対もがき切ろうと前3人をピタリとマーク。


幸い、脚も大丈夫そう。行ける!ホームストレートに上がったら一気に…
いつもとは逆の展開で…と思った矢先、S字カーブで前走の大学生がなんと落車。
急ブレーキかけるもかわし切れず大学生のヘルメットと右シューズがコツン。
そこから必死にバランスとってゼロ発進するも後続の高校生らにダダ抜きされ、
なんとも不愉快極まりないゴール。ほんま最後の最後まで…
ま、コケなかっただけでも幸いだったか(清めの塩のおかげか)。


結局は春の広島県ロードと同じような轍を踏んだ今回のレース。
県ロードのときは出し切った満足感があったが今回は最後のアクシデントもあり
レース後もテンションが上がらんかったなあ。


すいぶん空が青かった…(なんでやねん)


ま、現状の自分がどういうポジションなのかがよく分かったのが唯一の収穫か。
参加するレースのレベルが上がると当たり前の話だが好不調の差がはっきり分かる。
これは今まで走っていたホビーレースとはまったく違う感覚。
要するにごまかしが利かない。ごまかして走れるほど上のカテゴリーは甘くないし
そんな実力はワシにはない、残念だけど。


おきなわまでに中山耐久4時間ソロの予定。
しかし脚攣りの予防を考えないとマズイな。クセになっている感じだし。