愛宕山TT:2009年のはる凡さんと勝負

そして運命の日がやってきた。


なんか大げさだなと言うなかれ。
ワシにとって聖地・愛宕山TTは、真冬のM練やプッチモニ
そして由加山・早島M練習など、すべてのM系練習の成果を観測するもの。


つまり、悲惨なタイムだと、これまで続けてきたことが
たんなる自己満足で、ヘタレなものだったと白日の下にさらされる。
残酷だが、記録とはそういうものだ。とは分かっていても
今朝は少し、緊張して朝を迎えた。


今日、戦うべき相手は、愛宕山にはいない。
2年前のマスターズ2週間前…
Rフジワラさんとともに激しいトレーニングを積んでいたという
塾長の盟友・はる凡さん。


ワシははる凡さんとは面識はないが、国体代表選手で、
中国ロードも制したほどの強者だったというのは
いろんなところで耳にしていた。


今年3月の西チャレ(舞洲だったわ)前日、愛宕山で最後の調整走を終えた後、
塾長が言ってくれた「いつか、はる凡さんと作った記録に二人で挑戦しましょう」の言葉。


正直、半信半疑で「がんばります」とは答えたが
心のどこかでは「うれしい言葉だがワシには無理だろう」という諦めがあった。
はる凡さんとは実力が、モノが違いすぎるわ…という諦め。


話が長くなるので結果発表

2011.8.28 愛宕山TT 13’43

2年前のRフジワラさんと、はる凡さんのタイムは、13’50(50秒台だそう)。


記録更新できた。もちろんワシも自己ベスト。


今日ばかりはいつものツキイチではなく、牽き合いをし、
2つの登りピークも塾長に遅れることなく、同時にゴールできた。


誰にも言わなかったが、ワシが一番クリアしたかった、はる凡さんの記録。

うれしいねえ。


やっと塾長の練習パートナーになれたかな。