中国地域ロード:レポート

【即席プッチモニ開催】

夜のうちに少し降りそうですが朝方は止みそうなので
明日21日(火)少し走ろうかと思います。
集合:中原橋西ポプラ
時間:5:30
30分きっかりにスタートします。
新定番コース。脚がうずいているので…。

中国ロードから一夜明けて…ぐっすり睡眠で疲れはなし。
逆にいえば追い込み切れなかった証だな…情けね。


なんとはなく脳裏に浮かぶのは不完全な走後感と悔しさ。
ま、その悔しさの源泉とはつまり自分の弱さでもあるのだから
改善へ向けて少しはレースを振り返ってみたいと思う。

さくらおろち湖自転車競技周回コース
(1周12.3km×8=98.4km、獲得標高約220m×8=1760m)


強がりではなく、コース自体は決して不得意なレイアウトではなかった。
ところどころにテクニカルな登り返しと、下りがあるが当然舗装は完璧。
公道というのも「らしく」てマル。コース的には申し分ない。


雨を覚悟で臨んだが時折、雲の合間から日差しがうっすらと差し込む上天気。
路面も完全ドライ。とはいえ湿度の高さは半端ではない。アップ時から水分をマメに補給する。


一般のスタートは9時、高校生はその5分後。
スタートラインにはプロツアー選手や国体選手や強化選手や…って
遅そうなヤツは一人もおらんかったね(当たり前だよ)。


土曜日の試走の際、感じたのはスタート後1Kmからの登りと7km地点の登り、
そして最後のゴール前8%→4%の登りがポイントになると思っていたが…(全部じゃがな)。


で、スタートしてみれば…一周あたりの獲得標高220m、
平地、下りの想定どおりのハイペースに序盤からもう翻弄されっぱなし。
トップ選手にしてみればアップチョロチョロだろうがこっちにしてみれば
ほぼMAX域に近い状態。なんとか集団の後方ながら登りで着いても
下りは80km/hで踏み倒しだからもう脚は削れる一方…。


なるべくRフジワラさんの姿を視界に入れながら近くに位置取りはしてみたが…
2周目に入るとジリジリと千切れかけ始める。そのたびになんとか集団のしっぽのしっぽを
手繰り寄せながらの綱渡りを繰り返していたが3周目で完全に撃沈。


その時点でサイコン確認したら…なんとメーターが反応していない。
時間も速度も1周目の途中からストップしたままじゃがな。
ま、見たからといってどうなるもんでもなかったが…


その後は酸欠で朦朧としながらも4〜5人の集団(岡山勢がそのうち2名)に
紛れ込み前を追うがなかなかローテがうまく機能しない。前に出てペースを上げたいが
悲しいかなこっちも脚終了の恐怖と戦いながらの走行のためそれもできない。


その後もイーブンペースでぎこちなく進む。
前を行く数名の選手をパスしていくと
みむtさん、アンドーさん、鷹さん、カイルさんと合流。
集団は最大で9人になるも、このときもペースは大して上がらず。
しびれを切らしたカイルさんが何度もペースアップを試みるが
集団として機能しているとは言い難い。


なんかこのアタリの記憶が曖昧で…。よほど集中力に欠けていたのかな。
それともこの集団内でアンパイで完走できるとでも思ったのか。
ただ、淡々と進むだけで結果的に5・6周回目に上げ切れなかったことが致命傷となる。


ワシとしては残り2周に向けてなんとかオールアウト体制に
入っていただけに6周終了時に降ろされたときは、もう呆然。いきなり死刑宣告。
ま、後で思うにこれは1秒でも速く、誰よりも速くという基本的な心意気をなくした者への戒めか。
レースの厳しさを身をもって実感。ダサすぎるな。


結局44名のうち完走者は16名。脚きりはトップから10分。
あれだけのレベルにも関わらず1位から8位までがバラバラゴールという超サバイバルレース。
プロツアー選手や国体選手がずらりと並ぶ上位に混じって一般鬼、もとい一般人として
7位に入ったRフジワラさんに「漢」一文字を見たな。ワシらの誇りだよ。
もちろんイリキ選手、そして我らがD241さんも最高のパフォーマンス!


ちなみにRフジワラさんのレースレポによるとスタート後のパレード走行でも
登りの出力は体重の5倍(300Wくらいか)、その後の周回でも先頭集団では
6〜7倍(360〜420W)の出力で推移していたらしいから、もう唖然…


とにかく積むべきは序盤のペースアップに対処できる走力と気力。そして回復力。
1秒でも前に追いつきたいと思いながら、あきらめず積み重ねるしかない。


中国ロードは高い壁だと認識はしていたが、現実にそれを突きつけられると
やっぱり腹も立つな。


2011年前半戦の戦いはこれで終了。
目盛りをゼロにリセットして後半戦を戦うつもり。
(…っていつも言うことはそれなりなんだけどねえ…)

【お詫び】
はりちゅう所用のためDNS。
青Mさんスミマセン、ご容赦ください。
代わりに「けいはんな」行きたいが…(微妙)