M練:サイクルプラス×チーム岡山

昨日は一昨日の激闘からか多少脚にハリは残ってはいたが
気持ちの上ではウィナーとしての晴れがましさに心も軽い目覚め。


5時起床。このまま国際耐久の走りをウジウジと思い連ねながら
布団の中で一日過ごせたらどんなにか贅沢な気持ちになれることだろうか…


駄菓子菓子…
吉備高原に集う強豪チーム(サイクルプラス・チーム岡山・香川県ドM組合)
に我がチームWAVE、そしてチームMassaのショーゴ選手、丸本選手、
チームフォンドリエストのツバサ選手…。


おそらく、ではなく思い起こすにワシのロード人生の中で
一番偏差値の高い練習会だと断言できる。


朝7時、大山サイクリングに向かうWAVEメンバーを見送りながら
本当は自分も新緑萌える大山の尾根尾根を爽やかに笑顔で周遊できたならと
どれほど思ったことだろうか(今となっては叶わぬ夢か)。


Rフジワラ塾長の決戦マシンとワシのマドンをアウディに放り込み、
ゆるゆると集合場所の吉備高原へと向かう。
時間は余裕だったのでお茶でも飲みますかといろいろ店を思い巡らせたが
どこもまだ開いてない。


結局、コンビニで朝食と紅茶を購入して食べながら現地へ向かう。
予定だったが…


塾長:「すみません…メットとシューズ入れたバッグ、クルマに忘れました…」
ワシ:「・・・・・・・・・・・」


アウディぶっ飛ばして再びショップへ戻り、再び爆走して吉備高原へ。
塾長は最近、物忘れが激しいらしい…


【総括】

走行距離:143km
獲得標高:1600m
走行時間:4:31:15
平均速度:31.4km/h

昨日のテーマは、ずばり「トップの実力を体感する」。
そして「自分の現状の実力を客観的に俯瞰する」。


総勢22名のプロトン吉備高原都市からR429、下加茂から宇甘渓を
アップがてら快走。ローテで後方に下がったときにM戦士のマーシーさんと
「この集団ってワシら以外は全員、トップクラスだよね」と苦笑い。
一瞬、その場に自分が居合わせることができた幸福を実感する。


朝日塾を過ぎ、建部へ向かうくぼ農園の峠へプロトンは進む。
ショーゴ選手、ツバサ選手、塾長あたりが軽々とハイペースで上っていく。
「回転、回転、回転」と念仏のように唱えながらペースを上げるも
ピーク手前でトルクの違いかジリジリと置いていかれるの図。


っていってもワシの目の前には山の神D241さんなんだから…
先頭メンバーのペースがいかに凄まじいか…一発目の峠で体感その1〜


下り切った信号で後続を待ち、再び旭川ダム沿線から江与味橋、小森へ。
ここでも集団のペースは衰えず、20名の大集団でローテを繰り返しながら
新緑の沿線を快走。さすがに実力者ぞろいでタイトなコーナーワークも
まったく不安なし。江与味橋で後続を待つ際に鷹さんに聞いたら
そこまでAve,36くらいだったそうだ。


小森から湯の瀬温泉のアップダウンをクリアし、プロトンはいよいよ
ランドマークGCへの10kmの登りへと向かう。


そこまではほぼ全員がローテに加わっていたが、俯瞰して観るに
やはり集団をコントロールしているのは塾長、ショーゴ選手、ツバサ選手の3名。


ランドマークまで8kmの看板を過ぎると、ショーゴ選手がペースを上げる。
棒状に伸びるプロトン。第2集団で静観していると青Mさんが
「akaさん、行かないの?」って…


「無理!」ってそりゃ行きたいのは山々なんですけど…


その後もアタックが繰り返され、ペースは上げ下げのキツイこと。
緩斜面から斜度がきつくなり始めた頃にツバサ選手が先行したのを確認。


トップ選手とはいえ、翻弄されている自分にだんだん腹が立ってきていたワシは…
「ゼッタイ喰らいツイタル!」の鉄板意志とともに追走。
その後、合流した塾長と三つ巴のバトルを繰り返すもお約束の時間が…


ほどなくショーゴ選手が合流し、さらにペースアップって…
あ、あか〜んの心の叫びとともに瞬殺の春。
TRと塾長をガチで千切ったるという老いらくの野望は夢と散るの図。


ピークでクライミングリピート。醍醐の里へダウンヒル
そこで休憩&食事。スポーツマンらしいショーゴ選手の素直な笑顔、
まだ大学生だというツバサ選手、3yanaさんや大吾さんはじめとする
サイクルプラスの錚々たるメンバーと歓談…自転車乗りはええなと実感。


その後はR313のプチ登り、終了間近の脚にジワジワとダメージが…
実力者アンドーさんが先頭でペースを作る。そのあたりからジワジワと
先頭集団から離されていく。かよう総合スポーツ公園に向かう
ダラダラ登りをマーシーさんと悶絶しながらクリアし、ピークでコーラ休憩。


そこからショートカット組とフルコース組に分かれて、フルは豪渓をダウンヒル
その時点で15名くらいだったのかな。一列の高速プロトンが新緑の渓流路を
切り裂くように進んでいく。一時、ワシの前方にショーゴ選手、ツバサ選手、
塾長の姿。この人たちと同じスピード、時間を共有していることへの
なんといえばいいのか、ありがたさというのか。
つい1年前までの自分をデジャヴしてついつい感慨にふける。


ってそんなことを考えながら進んでいると、またスピード上がったなと思ったら
案の定、青Mさんが先頭をガン牽きしていた…(ふ〜)



浮田温泉に左折した地点でプロトンにパンク発生でしばし、しんちゃんらと談義。



R429までの登りでまたしても先頭に着けず、下りをみむtさん、マーシーの3名で
追走するも追いつけず。


最後は吉備新線をズタボロになりながらもなんとか完走。
全体通じて決定的に捨てられることはなかった。ふ〜〜〜


めずらしく練習後に塾長と二人でカフェへ(シ〜ン)。
薫り高いブレンドコーヒーとアールグレイを味わいながら…
練習会のこと、今後のことなど、いろいろと悪巧み、もとい建設的な会話。


しかし…昨日の練習で一番に感じたこと。
最初から最後まで。ショーゴ選手やツバサ選手を相手にガチンコ走っていたのは
塾長だけ。もうどんだけ強いんだろうか。


本人はマジ顔で「ショーゴのアタックに反応できてないな。どうするかな…」なんて。
相手は広島のトップ選手なんだけど。その辺の発想がすごいわな。


とりあえず参加メンバーの皆さん、コースレイアウトからプロトンのコントロールまで
完璧にアテンドしてくれたRフジワラ塾長に感謝したい。