スーパーメディオフォンド津黒レポート

今日はフライパンで焼かれるような中、昼前から取材で備前へ。
カーディーラーの営業担当の方が、お客さんの前で
「○○さんは、このプリウスさんにお乗りで…」とクルマにまで
「さん」付けするのがおかしくて終始笑顔。この話はおしまい。


ちょっと仕事が落ち着いたので、昨日の「津黒」地図をあらためて見直してみる。
正確にはミスコースは4回だった。もうこれは天文学的な確率ではっきりいえるのは「アフォウ」。
だが、それにしてもなにかキツネにでもつままれたような気がして仕方がない。


来年のためへの【総括:スタート→CP1】←出るんか、ほんまに。
7:40:20スタート!6%の坂が6km続く大谷峠までの登り。まったくアップしていなかったので
序盤の30分はゆっくり行こうと登り始めるが、ついつい周りに釣られてペースが上がり気味に。
同じチームながらも初めてご一緒するミヤさんと挨拶。M下さんも久しぶりの同伴。
4〜5人の先頭集団を形成しながら、峠ピークを越え、一気にダウンヒル


実は…前日にタイヤをコンチネンタル4000Sに前後履き替えたばかり。
無謀だとは思ったが慣らす時間がなかった。最初は感じがつかめないので恐る恐る下ったが…
途中から…メチャクチャいいじゃないの。コーナーがこんなにも楽だなんて、おまけに楽しい。
ボントレガーのときのザラッとした硬質感ではなく、車体を倒すたびに程よい粘質でグリップしてくれる感じ。
段差の吸収力も高いから、高速で下っても上体のブレが少ない。だから恐怖感が軽減する。
下りに強いミヤさんやM下さんのダウンヒルにも遅れることなく付いていけた。4000Sは武器になるな。


CP1までは難なく到着。疲れもなく、カイルさんからおにぎりとシフォンケーキを戴き、出発。


来年のためへの【総括:CP1→CP2】
相変わらず、問題なく快走。森林公園の渓流に心和む。サイクリングの醍醐味に触れた一瞬(こんときはね)
分岐までをカイルさんが先導してくれる。カイルさんは自慢のDURAホイールで高速ダウンヒル
相変わらずコーナーワークがうまい。だが昨日は付いていけた。うれしいなあ。


来年のためへの【総括:CP2→CP3】
ここからは、え〜とどうだったけ?ああそうだ!ミヤさんとの怒涛の高速ローテ。はや!
途中で最強M下さんが遅れ始める。それくらいのペース。これ後半が…と弱気なワシに構わず、緩めないミヤ長官。
ああ、この人が伝説の千切り捨て名人かとそのとき納得。そのまま高速を保ちながら突き進むWAVEコンビ。


駄菓子菓子…なんか不穏な空気。思わず急ブレーキ。タイヤが鳴る。
思ったとおり、王地原の右折をそのまま突き抜けていた。辺りをフラフラしながらロスタイム10分くらい?
慌てて戻ってみると、すでに後続にダダ追い越されていたの図。ふ〜。
ちなみに大会終了後、津黒高原温泉に浸かりながら1位帰着のフジイさんが「大きな声で呼び止めたんですけど…」と
例のバリトン声で真相を明かしてくれた(バリトン声は届かないのだろうか…)


その後、再びミヤさんとCP3をめざす。前方にM下さん発見、ミスコースのため合流。それだけは良かったかな。


来年のためへの【総括:CP3→CP4】
CP3手前でチーム岡山のクニタさんorアンドーさん(間違えていたら、すみません)が並走してくださる。
「CP3の後に20%が続きます」とのありがたい(どこがや!)お言葉。


なんとかクリアし、ミヤさん、M下さんと次のダラダラ登りへ。
ここでジリジリと遅れ始める。脚がつっとるがな!痛いが無理やり回して水かぶのみ。
そこからが一番、つらくてきつかったかな。灼熱一人旅。ほんまギアが足りない。
やっぱり替えとくべきだったと思いつつ、一桁時速で進む。


消防署右折してほどなく、前方にM下さん発見。あの最強男が蛇行しとるがな!
追いついて「行きましょう!」と声を掛けるも「腰が…」とかなりきつそう。
とりあえずCP4までは、行ってしまおうとペダルを回す。


来年のためへの【総括:CP4→DNF】
CP4に到着するとスタッフの方がすかさず「さっきお友達が出たよ〜」の声。
ミヤさんのことじゃ。もしかしたら追いつけるかもと最後の登りのみの水を補給して速攻で出発。
その頃は、脚も戻って理想的なラストスパートへ!シャカシャカ進んでいると後方から
一台のクルマがクラクションを鳴らしながら追尾。思わず「うるせ〜」って振り返ると…


「道が違いますよ〜〜〜〜」 



「えz〜〜〜〜〜〜〜〜〜」


え〜とミスコース往復2kmくらいか。でもそのときは元気満々だったので全開で逆走。
そのまま登りへ突入して、イッキの登り。



で、大谷峠手前の運命の分岐で…そのまままっすぐ突き進む。分岐からさらに山腹づたいに登り、
快適なダウンヒル。そのときは「もうすぐゴールやあああ」と水、アタマにかけて、ドリンクも予定通り空。
最高の達成感とともにコンチ4000Sで下る。そういうときに限って速いし。


が、しかし、もうすぐゲレンデかと思いきや、前見たらまた登りじゃねえか!
そんとき、4度目のミスコースを自認。水もねえ、自販もねえ、誰もこねえ。


そんなときヤマギワンから電話。「いまどこですか?」ってうるせ〜!
その後、Rフジワラ塾長から電話。「今日、どうでした?」ってうるせ〜!


もう1mも登りたくなかったので、電話して回収していただく。


【総括】
駐車場に戻るとTyousanがいい顔しとった。みんな晴れやかな充実感に満ちた笑顔。
しかし、緑兄さんの姿はない。美アンキさんに確認すると「いまCP4らしい」とのこと。
まだまだ時間がかかりそうなので、温泉へ。その後、駐車場に戻るとしら〜とゴールしていた。


その後、間もなくHoneyさんがゴール!!!すごいじゃないか!!!
タイムを確認すると、お〜い緑ジジイと変わらんやんか。


最後に。
スタート前に緑ジジイが「あ、赤マドンさん、今日はゴール後は各自解散ということで」と
念を押すので、「ああ、みんなのゴール時間がまちまちじゃからね。緑兄さん気を利かせて…」と
思っていたら、なんやねん!自分が一番待たせとるがな(詳しい顛末はWavelog参照)!


で、その後、美アンキさん、情報によると盆の中山は「登りは押す」らしい…。
それって自爆テロか?それとも焦土作戦か?


そういえばゴール後の駐車場で
ヤマギワン=性格悪い
緑ジジイ=カラダ悪い
赤マドン=アタマ悪い


とりあえず三悪トリオで盆の中山は走る。