更新「はりちゅうレースレポート」

昨日は、なんとも中身の濃い一日で…。
しかもレースだというのにデジカメを忘れるという大失態。
そういえば、会場から帰るとき、マドンを忘れそうになったな。


レースレポートもいいが、とりあえずTyousan兄=かずてるさんの写真が出色!
あまりに素晴らしいので、本人の承諾はなしに勝手にリンクする。
http://kazu582.exblog.jp/


リザルトもアップされていた。やはり春よりもAveが4km/hくらい速い。
http://crra.powertag.jp/modules/result10/index.php?content_id=3


【レースレポート】


4時起床、雨音なし。とはいえ天気予報では、午前中いっぱい雨のマーク。
毎度おなじみの卵かけご飯を腹に収め、荷物をクルマに掘り込んで出発。


赤穂から姫路へ抜ける頃には、雲の合間から神々しいほどの陽射しが差し込む。
ところが中国道へ入ると一転して、鉛のように鈍重な雲が垂れ込める。
目的地の播磨中央公園方面は…真っ暗じゃないか!


6時半、公園駐車場到着。ざっくり見回して10台ほど。本部から少し離れた位置に駐車する。
ふと、後を見ると一台の1BOXが到着。助手席のゴツイ人影がなにやら手を振ったように見えた…。
ミジンコさん、でした…。運転手はあとで判明したがTyousan兄=かずてるさん。
しきりにウェットな路面状況を気にするミジンコさん。重度の「お家に帰りたい症候群」を発症していた(子どもか!)。


その後、トリッカーズさんがライトなテイストで登場。ほどなくFREESPEEDの○西さん?(挨拶なしで失礼しました)、
そしてトリは、あのチーム岡山の自転車親父さんが、これまたライトないでたちで登場。もちろん初対面だ。

さて、ここで一方的ですが当ブログでは自転車親父さんは「自転車親父」ではなく「チャンプ」と表記します。
職業柄、感じたワシの印象です。苦情は例のごとく一切受け付けません(鬼よりは数段マシだと思うが…)。


で、このとき何がおもしろかったって、チャンプがミジンコさんの姿を見るや否や、
集団内での位置取りやら、レースの戦術やらをマシンガントークでダダダダダダと打ち込んだこと。
あまりの高ケイデンストーク(1分間に800文字くらいかな)におののくミジンコさん。
とどめは「このコースはミジンコさんには全然向いてないよ!」ってキッパリ!
その瞬間、ミジンコさんフリーズ。繊細なガラス細工のようにバラバラと全身が砕けていくのが見えた。
ワシの心の中は、もう大爆笑の大洪水。試走のときも思い出すたびおかしくて…。久しぶりの爆だったなあ。


その頃から、厚い雲は切れ、晴れ間が差し込むの図。M下さんも家族で到着。
そろそろ行きますかとトリッカーズさんのBORAにネタミ光線を浴びせ続けながら試走へ向かう。
↓レースで凹む前に、きっちり記念撮影。3名ともいたって表情は明るい。

↓ついにベールを脱いだトリBORA(通称:トリボ〜)。試乗会の申し出は断られた。


【総括:スタート→1周目】
たとえ千切れようともスタート位置は先頭付近で!とのレースポリシーを遵守するため
ミジンコ、トリッカーズ、M下、ヤマギワン、ワシの面々は早めに集合場所に陣取る。
そしてコースイン。「スタート5分前!」のアナウンス。ってまだ5分もあるんか。


その時点で、気温は急上昇。風はなく、とんでもない高湿度で不快感極まりない。
駄菓子菓子…暑いのが得意なワシにとってはある意味絶好のコンディション。悪くない。


静かにスタート。いきなり登り。蛇行しないように徐々にスピードアップ。岡山軍団で先頭をキープ。
180℃カーブを慎重に曲がり、アップダウン区間へ。タイトなS字カーブを下り切ると、
側溝から溢れ出した水が川のように流れる区間へ突入。跳ね返りで全身ずぶ濡れ。が仕方ない。


スプーンカーブをいつになくハングオン効かせて曲がりきり、スタートラインまではほぼ下り基調の直線。
その時点で15番手くらい。あまり下がりすぎるのもまずいなと、右側からするすると前方へ上がる。


ワシ的に最大の注意が必要と認識していたゴムラバー(スリップリスク最大級)を一瞬腰を浮かせて通過。
どうやら1LAPはミジンコさんが先頭で通過したようだった(男や)。


【総括:2周目→5周目】
2周目の登りは6番手くらいで入る。前方はミジンコさんとM下さん、ヤマギワンの姿も。
登り中盤でM下さんが前に。かなりのペースで先頭を牽き始める。アップダウン区間を過ぎ、
スプーンカーブをクリアし、直線に入っても依然として先頭。いくらなんでも牽き過ぎなので、
右側から前方へ上がり、先頭交代。ゴムラバーの手前で他の人と交代して欲しかったがタイミングを逸する。


面倒くさいのでそのまま先頭のまま、2LAPを先頭で通過。その千載一遇のシーンを
かずてるさんがキッチリとシュート!エライ。何がエライってワシがメチャメチャ速そうに見えることに決まっとるやろ。
↓Copyright(C) kazuteru って勝手に張り付けとるがな。


で、一瞬の打ち上げ花火的先頭シーンは終わり、3周目〜4周目へ。当然、もう心肺がいっぱいいっぱい。
しかし、ここでもミジンコさんとM下さんは積極的に前に。ヤマギワンも絶妙な位置取りをキープ。付いていくしかない。


4周目途中、ずっと先頭付近をキープしていたM下さんが下がってくる。ここまで前でペースを作っていただけにかなりの疲労か。
後半に向けて、少し休むのかと思いつつ、一声掛けて前へ。前回、春の大会で千切れたアップダウン区間をヨダレ垂らしながらクリア。
170でアラーム設計した心拍計は、ずっと警告アラームが鳴りっぱなし。鳴っても聞かないのでまったく意味がない。


【総括:6周目】
そして運命の6周目。スタートライン後の登りで集団のペースがアップ。で、終わり←終わりかよ!
脚はまだまだ行けそうだったが、もう心肺が限界。180℃カーブを先行するヤマギワンに
「ワシの分まで最後までタタカエ光線(なが!)」を発射して、ワシは産後の海亀のように播磨の山に沈む。


【総括の総括】←もうええから…
今回も先頭集団ゴールが果たせず。

トップ TIME 29:56.477  00:00  Ave36.07km/h
ワシ TIME 30:50.324 +00:54  Ave35.02km/h

1周でこれだけタイム差がつくということか。ロードレースの恐ろしさを実感。


【観戦記:スポーツ1】
スタート前、FREESPEEDのエースお兄さんに一声掛ける。ジャージ姿を間近で見たが身体もシェイプされていて走り屋のオーラあり。
案の定、しっかりとしたライディングフォームで途中までいいポジションをキープしていた。あとタイムやチャンプが絶賛する
ゴジラ君の姿を探したが、どうやら母校のジャージで走っていたよう。チラ見だったが体幹がしっかりしている。強くなるだろうな。


【観戦記:エリート】
こちらはチャンプが「ほんまもん」の走りを見せてくれた。脚の回転がとにかくすごい。どこにもストレスがない。
素人の水色マドンさんでもはっきり認識できるのか「脚がシュッシュと動いてすごいね」。
エリートの先頭ペースを自らキープし続けるのだから…。本物は違う。