玉島人工島練withイシイ&丸福

かつて世界的に著名な戦争カメラマン、ロバート・キャパRobert Capa)がスペイン内戦中に
撮影した、背中に銃弾を受けた兵士が倒れる瞬間をとらえた「崩れ落ちる兵士(Falling Soldier)」
(わざわざリンク貼ったよ)を彷彿させる彼の写真。
しかしこのお笑い道場はいつまで続くのだろうか…

本来なら朝一から走りに出たかったのだが所用ため玉島の森に着いたのは9時過ぎ。
テニスコート横にクルマを止め、準備にかかる。CCD粉末をボトルに溶かし、出発。
薄曇で湿度は高いが、梅雨時期を思うと文句のないコンディションだ。



昨夜は頂き物の泡盛飲みながらオランダ戦、次のガーナVSオーストラリアまで見たせいか脚は重い。
しかし休日の人工島は美しい。ブリッジのピークから南へ下るとき思わず声が出た。わあ〜
1周目のアップ走を終え、2周目から少しペースアップ。道路は貸切状態。ワシの庭じゃ。



3周目のラスト、ブリッジを北へ向かう手前で、右前方にローディー発見。
薄曇に溶け込むように目にも曖昧な白のクライン。気のせいか輪郭がぼんやりしている。
イシイ君だあああ。一応、知らない間柄ではないので、ペースを落としてUターンを待つ。



簡単な挨拶と簡単な愛想を済まし、走り始める。すでに愛宕山を1周してきたそうだ(中途半端)。
考えてみれば、イシイ君と二人で走るのはキタキツネアタック以来か?あのときは瞬殺して
差し上げたので一緒に練習するのは意外にも初めてだあああ。ある意味別の意味で緊張する。



いつものスタート・ゴール地点まで二人でローテしながら到着。そこからペースアップ。
いつも偉そうに言っている立場上、できるだけ前を牽いてやろうと疲れた脚に鞭打って走る。
しかし、ブリッジを渡ってコンテナ港横に入るとヘタれたワシをアシストするかのように
イシイ君が前へ。そのままブリッジの頂上まで男牽きしてくれた(登りはや!)。



駄菓子菓子…下りが遅いのがわかっているのでピークであっさりパス(すまんのう)。
このまま千切れるかと思いきや、意外にも食らい付いてくる。かなりキツイのか
時折、小動物がひねり殺されるような声が聞こえるのだが、笑い出しそうなのをグッと我慢。



ここまで頑張ったのだから、最後は男らしく介錯してやろうと、ワシなりに全力で
最後のペースアップ。毎度のことながら後方から呪いの声(お約束か)。
で、上の写真へ



つかの間の休憩では、イシイ君とまったく意味のない会話を交わしながら、
リカバリーがてら、ゆっくり行こうと再出発。その後も同じような展開だったが
もう止めようかと最後の周回をしていたときに、来たよ来た来た。黒いおっさん!



ここまでにもう90km走ってきました。Aveは29.??です。ソロで。
もうちょっとで30なんですよって聞いてもいないのにつらつらしゃべるので
ほんなら、30にしましょう!と緊急クリテリウム開催(ほんまにアフォウby No limits)



丸福、イシイ、赤マドンによるガチクリテ開始。いきなり三人で高速ローテ。
想定外にもイシイ君がいくがな!必死の形相でガンガン踏みまくるイシイ君。
しかし冷静にイシイ→丸福→ワシの隊列で後ろから見てたら
イシイ君が極悪の牢番人(丸福)に鞭持ってシゴかれとるローマ帝国の奴隷に見えてきた。


その後、奴隷は後方へ。あとは丸福さんとのランデブーだったが…
やはり平地は強い。40オーバーでずっと牽き続ける。コーナーもうまい。
立ち上がりも速い。90kmソロで走ってきて、最後のクリテを40オーバーかあああ。
ほっといても中山クリテ上位いくだろう。もうほっとく!



【総括】←イシイ&丸福ネタですがね。
最近の風評を聞くに、イシイ君が速くなった説…。事実ではないでしょうか。ネタではなく。
普通に走れば、かなり速い。ただ彼の場合、普通に走るのが結構、難しいみたい。


丸福さんの強さは誰もが知っているが、平地のTT能力は抜けてますね。
あんまり褒めると調子に乗るので止めたいが、間違いなくトップクラスでは。
中山クリテはもちろん、秋の舞洲走って欲しいなあ。