次のレース、どうするか。

今日は昼から2ヶ月に1回の某病院取材&撮影。呼吸器外科の医師に1時間の取材。
毎回のことながら専門用語満載で終わった後は、脳がヒートしているのがわかる。
こんなときこそ、ブログだ…。

楽しかった西チャレも終わってしまった。しかしたったひとつレースに出ただけなのに
どんどんネズミ算式に知り合いが増えていく。自転車乗りは気持ちのいい男が多い。
レース中はお互いに過度なプレッシャーからかピリピリと刺し合うような空気の中を走ったが、
ゴールラインを越えた瞬間にローディは、そのすべてから解放される。
走っているときはクリアだ。仕事のノルマや将来もらえる年金のことを考えながら走るヤツはたぶんいない。
普段の社会生活でひけらかしている見栄やプライドも肩書きもここでは一切、通用しない。
心臓バクバク、脚は攣り、もちろん落車すればすべてアウト。全神経を総動員してマシンと身体に鞭を打つ。
だからこそゴールの瞬間からはレース中、小難しかったおっさんも緊張のあまり大声をあげていた青年もノーサイド
ついついどちらともなく声をかけたくなる。酒も飲みたくなる。この感情って子どもの頃、オオクワガタを採ったとき、
でかい雷魚を釣ったとき、ホームラン打ったとき、サッカーでゴールを決めたとき、似ているなあ。
もっと速く走りたい。46歳。展望台の坂でジリジリ遅れたときを思い出すとだんだん腹が立ってきた。
平地周回苦手だが…舞洲出てみようかな。