This is M練.

19日(月)は朝から津山を越えて日本原へ取材・撮影。
かなりデリケートな取材に付き、行きの車内で入念に資料読み。


結果、取材&撮影ともに成功裡に終わり、取材先(医療関係)の理事長から
「Aさん(ワシ)みたいなクリエイターをずっと探していたんです。
かくなる上は当院のムニャムニャ…」と大変ありがたい言葉をいただく。


その後、飯食ってダッシュで岡山へ。
夕方からは超難関のプレゼンが…。


以前も愚痴ったかもしれないが、制作物自体は小さいのだけど、
依頼主がとある企業のオーナーで、なおかつ大変モダンな発想の持ち主で
なおかつ大変なセレブ(ガレージにはロールスロイスと何々が…みたいな世界)で
トンマな提案などしたら、速攻チ〜ンみたいな、とにかくデリケート極まりない案件。


で、単身行ってきたがな。依頼主の超セレブな自宅まで。
以前も2度ほど、夜にお邪魔したことがあったのだが、記憶も曖昧につき、
ピンポーンとインターホン鳴らしたら、玄関に併設した勝手口だったため、
宅急便と間違えられるの図(馬鹿ウケだよ)。


それから1時間半、香り高いフォションのゴールデンリーフなどいただきながら
依頼主、各担当者などなど7名を相手にプレゼンテーション。
途中、トンマな意見を言うなんとかデザイナーを瞬殺しつつ、
依頼主の質問にはマンマークで対処。結果は…


大変喜んでいただけた。
東京から来ていた総合プロデューサー的立場の人も「印刷物だけでなく、
ムービーやイベントも含めて総合的なスーバーバイザーとしてムニャムニャ…」
ありがたい話です。


話も終わったのでとっとと帰ろうかと思ったら
依頼主が「これから●●●(ハイパー鉄板焼店ですね)に行くのでA君(ワシ)も行きませんか」と
お誘いいただいたが、丁寧に詫びを入れ、速攻で帰社。
朝からの過酷な神経戦を缶チューハイとピーナッツで一人癒してやる(ワシはこっちがええ)。


そんな月曜日を過ごし、昨日はM練。
過酷な月曜日とはまた違った過酷さの火曜日。
仕事に目途が立った翌日に朝から思う存分、自転車に乗れる幸せよ。


しかし昨日のMはいろんな意味で伝説的かと…
平松精工のピークに始まり、その後のランドマークGC、旧313、高速側道のアップダウン、
先頭ローテは鷹さん、塾長、カイルさん、丸福さん、ワシあたり。


ワシ的にはどの区間も今シーズンの最大負荷につき、途中から脚が完全死だったのだが、
最後圧巻は巨瀬からのジリジリと絞め殺されるようなペース展開。


一人千切れ、二人千切れ、おきなわで千切れたときのような絶望的な苦しさ。
とりあえず、ピーク手前の信号まで頑張ってみようと、なんとか首の皮一枚、
本当に一枚、前を行く鷹さん、塾長のしっぽにしがみ付き、賀陽から豪渓、秋葉山までの
ラスト区間を3人パックで激走。ただ下り基調の平地でさえ、キツくてギリギリライン。


秋葉山は100%瀕死につき、時速8km/hで蛇行しながらピークへ。
ピークに着くとそこにはハンドルに顔を埋めて無言の塾長。
鷹さんはクライミングリピート(抜けてますよ彼は)。
それほどキツくてもAve.wattは168。おきなわの先頭集団は遥か彼方だな。


出力的にはまだまだこれから。
ただ正真正銘のM練がいよいよ始まった。


自分の課題は見えている。
圧倒的に足りないものがある。
もちろん長所も見えている。
悪いところばかりではない。


うれしいことに今朝は脚の痛みがほとんどない。
昨日も無意識のうちにリミッターをかけていたが
やっと心置きなく踏み込める。


どちらにしても追い込めるか追い込めないか。
すべては、そこですな。