一流の流儀とは…

明日11日(木)プッチモニ開催
約束の橋ポプラ 5:30スタート
WAVEロード隊より、Mレギュラーが初参戦予定!

プッチモニへの提言】
ちょっと思うところがあるので提言します。


前回の「カバヤステージ」で中盤以降、トレインが一人切れ、
二人切れといった状態になり、結果、最終走者はその後の
区間が個人TT状態という事態になってしまいました。


限られた時間でなるべく密度の濃い練習をというのが
プッチモニの主旨ですが文字通りの千切り捨ては練習効果が
半減するだけで本意ではありません。


ただレストを短くして、なるべく全区間を通して走行していく
必要がありますので、次回(明日)からは…


カバヤステージでローテが始まったら、2〜3回転の間に
自分の調子を読み取り、いいと判断したものは長牽きを。
イマイチと判断したものは、自己判断でツキイチを。
適宜繰り返す。


調子や脚力の差を均等化しつつ、全員がMAXでかつトレインのまま
走りきるためにも、今はそれがベストかと思います。
プッチモニはM練のサテライト版ですからその主旨は徹底したい。


もちろんカバヤで長牽きできた人は誉れの人!
たとえレスパールで撃沈しようとも
本日のベストプッチモニスタに違いはないでしょう。


ご意見があれば遠慮なく、コメントを。


先日、取材で…
女子サッカーチームの監督に会う機会に恵まれた。


まだ原稿が世に出ていないので内容については書けないが
1点だけ、個人的に感銘を受けた話があったのでアスリートの
端くれとしてブログに刻んでおく。


話題は当然、先日の女子ワールドカップで活躍した某選手(分かるわな)の話になった。
あえてM選手と言わせていただこう(バレバレじゃがな)。


プレースタイルも記者会見での受け答えも常にクールに見えるM選手。
大会が終わり(もちろん優勝)、なでしこフィーバー(この単語嫌い)ともいえる
凱旋を果たした彼女が一番にしたこと。それは一刻も早くチームに合流し、
ピッチで練習を再開することだったらしい。


要するに、浮かれていないんですね。
自分が次に何をすべきかを、的確に把握しているんですね。


そう書くと天才肌で孤高なタイプかと思いきや、
チームをスポンサードしてくれる企業には自ら率先してお礼に出向くらしい。
言っておくが選手が営業的な動きをするなど、男子ではまずありえない。


要するに、彼女は立ち位置を知っているんだろう。
自分がなぜサッカーができるのか、きっちり把握しているんですね。


古いチューブと新しいチューブを間違えるほどボケが進んでいる
ワシの劣化した脳みそがフル回転で導き出したひとつのターム。


一流のアスリートとは、今と次のことしか考えない。
過去から学ぶことはあっても、過去を振り返って自分を慰めたりしない。
そんなことをふと思った。夏の日差しが照りつけるピッチの上で…


また話は変わって…
ワシが尊敬するアマチュアゴルファーの御大がいるのだが。
その方は、誰もが認めるほどの実力の持ち主でありながら、
いつも「さっき、できたことが今出来るだろうか」と不安になるそうだ。
そう思うと夜中でもクラブを握ってスイングをせっせと確認しているらしい。
もう何十年も。


サッカーとゴルフとロードレースを同じレギュレーションの中で
比較するのは難しいが、競技に向かう姿勢とか、自分を律する姿勢については
一流競技者から学ぶべき点が多々あると思う。


肉体については一朝一夕でどうにかなるものではないが
意識の持ち方については、一瞬で変化する可能性はないこともない。
継続できるかどうかは、その人の才能だと思うけど…


それにしてもアスリートの目ってまっすぐで濁りがない。
なぜなのかは、また今度考えてみたい。