けいはんな:レポと心象

21日(木)プッチモニ開催。
けいはんなも終わり、秋に向けてリスタートです。
5:30ジャストスタート 約束の橋ポプラ〜


けいはんなから一日経過。
レースの疲れはほとんどないが二日間で500kmの
クルマの運転がじんわりとおっさんには堪える(情けない…)。


C2カテゴリーのレベルはある程度は想像していたが
最後のカチアゲ度は他のレースにはないものだった。


ワシ的には最後の下りストレートでなぜかシフトがアウターに
入らずの凡ミス。原因はあせって違うところ押していたんだろう…たぶん。
なんのためのDi2だよ…とは思ったが結局、気ばかり先行したんだろうな。


Rフジワラさんからは
「残念ながら通用しません〜」と事前に言われていた(どんだけキッパリ)。
だから今回のミッションとしては…

ゴールなんぞ考えずに、第一集団で走ることだけ考える。
前5〜10名の動きには絶対反応する。
グルペットでゴール勝負しても意味は…???なので
結果よりプロセスの実践練習。
akaさんは、自分のためのミッションで走れ。


結果としてはう〜んなんとなくダラダラ走ってしまったか。
とはいえ、それを打破するだけの判断力と走力も足りなかった。
ミッション達成度としては70点(自己採点)ぐらいか。

C2 (上級・登録中級男女) 9周回/21.24km
スタート8:30 天候:雨 

  • 18位(出走者127名 完走者87名)
  • 32’42.35 Ave.38.97
  • トップとのタイム差3.37


【総括】
雨が降ってはいたが、コース、特にコーナーを実走しておきたかったので
事前に5周回ほど回る。風は下り基調のホースストレートが向かい、
バックストレートの登り区間が追い風。路面は完全にウェット。
マンホールと白線の位置をチェックしておく。


イベントホールが解放されていたのでローラー持ち込んでさらに20分ほど。
目の前でZeidaさんが3本ローラーでガンガン回しまくる。
ダンシングでインターバルかけて、そのたびに館内は轟音の嵐…
Zeida号はけいはんなでも圧倒的な肉圧感だった…


スタート20分前にサインを済まし、バイクを並べるもすでに30人くらいは前に。
降りしきる雨を前にマイナスなイメージを消し去り、プラスのことのみ考える。


スタート2分前に「aka○○さん!」の声。
声の方向に向くと、なんとシルベストN村さんの姿。
がんばって!のエールをいただく。ありがたくも恐縮〜


そして先導バイクに導かれて127名がスタート。
落ち着いてクリート一発。30分の戦いが始まった。


最初のコーナーを曲がった時点ですでにブレーキの効きが甘いことに気付く。
すでに全身は跳ね返りでずぶ濡れ。サングラスも視界最悪。
おまけにコーナーで急減速。先が思いやられる序盤の展開。


アクチュアルスタートで先導バイクがペースアップすると集団もスピードアップ。
一周目の登りはあえてアウターのみで登ってみる。53でもいけないことはない。


ピークを過ぎ、最終コーナーを左折。アウトから入ったらパイロンがえらい
タイトに並べてあって右ペダルに接触。とっさに腰を浮かせてバランスを取るも
ライン上にマンホールもあって、そこは慎重にクリア。危なかった。


ホームストレートはもうシャワーの中を走っているようで視界最悪。
ペースは遅いがコンディションが厳しいためかなりデリケートな走りとなる。
ここは後ろからみんな捲り上げて集団は団子状態。さすがに斜行するアホは
いなかったが路面に水が浮いているので少しのふらつきでも神経質に。


で、第1、第2コーナーはどん詰まりでインターバルの連続。
インにいるとほとんど失速。かといってアウトに行くのもままならず。


4〜6周あたりは青M、ミジンコ、Zeida、D241あたりの岡山勢が
先頭あたりで展開。このペースなら彼らなら楽なはず。N西さんもいいポジション。
3人が逃げているが(見逃していた…)、ペース的には上がる気配なし。


7周目のバックストレートあたりから集団内で「あと3周」の声がちらほら。
チーム参加の人たちが集団内で塊り始める。


集団を俯瞰してみるに…
有名女子選手の位置取りが一番ベストと判断。彼女の前後にポジションをキープする。


8周目の登り、チーム岡山ジャージが急加速で先頭へ。D241さんだ。
すかさず同調し、ピークへ。後ろを見るとさすがに集団は一列。そのまま一気にホームストレートへ。
土曜日のプチMと同じような展開だなとデジャヴ。


ただその後のストレートでせっかくD241さん、青Mさん、ワシの3名が前に陣取ったのに
ワシが前に出られず。青Mさんは果敢に牽いていたが…ただし、ここは後続集団が
きっちりつながっていたので判断が難しいところだったな…


そして最終周回。第2コーナーを過ぎると一気に集団はペースアップ。
棒状になるたびに、徐々に人数が削られていく。登りながら前方にはN西さんの姿をキャッチ。
ピークを過ぎた地点で前方には10名ほど。N西さんは最終コーナーをいい番手でクリアしていた。


最後の下りストレート。ここまでは悪くはない展開。
で、アウターに入れて加速しようと左手カチカチしてたら前述の通りの事態に…。
何度か脚が空回りしながらやっとトルクがかかったと思ったら集団より10mばかり遅れていた。


マズイと思ってダッシュで踏み込んで追い上げると前方左の青ジャージの方が大落車。
かぶりはしなかったが…どちらに流れるか見極めるのに一瞬脚を止める。
右から2〜3人が捲くってきたので、そのままシティングのまま捲り返してゴール。
カラダのタフさよりも精神的なタフさが要求されるレースだった。


今回、雨中の周回レースを始めて経験したが…
127人もいると位置取りの重要性を改めて実感。なんか理詰めのゲームのようだった。
レース後にN村さんから
「ラスト1周半前くらいからポジション取りを考えないと」と指摘される。
思い返してみるに…何も考えていなかったな。というか気持ちに余裕がなかった。


ここからは自己分析。というか恥ずかしい話なんだが…
正直言うと…ワシの今までの自転車人生って…
先頭集団で走ったことなんてまったくなかったんだよね〜。


本当に今年から、今年からのことで…。中山クリテなどは別として
100名超えるロードレース走って前の方で展開できるようになったのは今年の西チャレが始めて。
それまではグルペットか、後方単独走でヒラヒラ走ることしか知らなかった…。


要は、昔の自分の走りと今の自分の走りのギャップにワシ自身が
まだ現状認識できていないというか…言い方が難しいな。


そんなヤツがナニ、マスターズ、マスターズ言うとんねん〜って突っ込みはなしで、
そろそろ意識改革の必要性を感じる。誤解を恐れず言えば、ある程度のカテゴリーの
レースなら第1集団で展開することを前提に、次のレース展開を戦術的に把握して
走れということ。ボサッと走るなよ、だな。


プッチモニスタをはじめとする岡山勢も脚力よりも精神的な疲労が大きかったよう。
集団走行の難しさと判断の複雑さ。レースが終わってレスト中にZeidaさんが
後ろでコケていたのには悪いが笑った(なんでそこで…)。
全力を出し切ったんだろう。たぶん〜


8月はレース予定がないが…
課題は多いな。さてどうするか。