ツール・ド・大山:レポート

昨夜は夢も見ず。布団に入って1秒で瞬睡。
よほど疲れていたのかな。


昨日は4年越しの念願が叶いツール・ド・大山に初参加。
あまりに天気がいいので8時前には早々と会場の駐車場に到着。
そこから見上げる雄峰の美しいこと。
こんな眺望を全身で体感できるだけでもエントリーした甲斐があった。


Wave隊をはじめアホアホメンバーがゾクゾクと集結。
快晴の下、アホ話に花が咲く。このアホな時間は何物にも代え難い。


開会式は韓国の招待選手の紹介などもあり、国際色豊か。
エントリー数もなんと380人超〜自転車人気も極めりといった感あり。
大会役員の方の韓国語のスピーチに爆笑しつつのんびり構えていたら…


塾長から「軽くアップへ」とのお誘い。
で、そのまんま二人でコース逆走。結局、九十九の登り口まで行ってUターン。
その時点でなんか脚ダル?ギア見たら1枚違うし…ま、回せば治るかと…


【総括】
第1グループから10分後にスタート。
枡水へ下るプチ登り区間ですでに脚が重い…もちろん前は塾長のみ。


慎重かつ高速で洗濯板区間ダウンヒル。昨年試走したときは
ビビリまくったが、今年は下りのコツが分かったのかバイクコントロール
ワシ的には完璧。まったく不安はなかった。


駄菓子菓子…
直線を左折して大山日光CCへ向かうアップダウン区間も体感よりスピード上がらず。
途中、Zeidaさんがジョイント、3人パックで進むもワシ一人ペースを上げることも
できないお粗末な走り。その時点で不調を実感するの図(遅いワイ)


大山環状道路へ向かういやらしい登り。ほぼ脚はいっぱい。塾長先頭固定。
後ろ見ると健闘していたZeidaさんの姿なし。ワシいっぱい。塾長淡々…


ほどなく緑ジジィ、SLT、ジャンボをはじめとするWaveロード隊の面々に遭遇。
いじってやりたかったが…ワシの方がまったくもって1gも余裕なし〜
売り切れ寸前の脚をさらに削ってダウンヒル。つかの間のWaveトレイン。
そこらが昨日のピークだったかなメモリアル的には…


鏡ガ成へ登る九十九。まったくトルクがかからず。ジワジワと遅れ始める。
途中から塾長の強制アシスト。ワシは一瞬ラクだが…その分、塾長はキツイだろうに。
ヘタレの自分に情けなさ満点。なんとか下り区間までしのいで回復させようと思ったが…


第1CP通過。休暇村を一周した時点で鷹さんとD241さんを後方に確認。
2分近く追い上げられている。


それを確認した塾長がペースアップ。
ここで着かねば、着かねばと呪文のように念じるが脚は反応せず。
スカスカのダレダレ…あ、あか〜ん。


「先、行ってください!」
ワシの断末魔の声ですな。意を察した塾長は攻撃的ダンシングであっという間にはるか彼方へ〜。


で、前方見るともう一人Waveジャージ…タケ爺じゃがな!
ここはなんとか追いついて二人パックで…と瞬時にセコイ作戦が閃く(キラ)!


駄菓子菓子…
さすがサブスリー鉄人のタケ爺、ワシのスンダ脚ではなかなか追いつけず。
なんとか下りで強制的に追いつくも、タケ爺にはかなり牽いてもらった(感謝)。


その後の高速区間を二人でと思ったが、タケ爺遅れ始める。
どうしようかかなり迷ったが、仕方なく単独で進むことに。
最終的には国際ゲレンデの手前でタケ爺にはパスされたが
うらやましいくらい踏めていたな。さすがだよ。


船上山へ向かうダラダラ登りでアミーゴの方と話しながら並走するも
ワシのペースは上がる気配なし…どころかそろそろ終末の予感が…


船上山ダムへの左折手前で、超特急・鷹号とD241号にブチ抜かれるの図。
まったく反応できず。情けないことに声さえかけられない。脚終わってる。


そこからは単独苦行。
回収頼もうかとか、いや終わった脚なりに省エネ走行の練習だよ赤マドンとか、
そういや最近、親父の夢よく見るなあとか、ギアが2枚違う感覚ってどんなんよとか、
緑ジジィだけには抜かれたくねえ、一生言われそうだしとか、
今日はやけに木々のシルエットが見えるなあって…あ、それだけタレとんかとか、
これだけ遅いと迷子にもなれんなとか、もう妄想オンパレードin大山…


そんな感じで森林浴走をしていたら前方コーナーに人の姿、パンク?
あれ!鷹さん!ここまで来て!うぐ!
マジで代わってあげたかったよ(パンク直せんけど)


そして国際ゲレンデ前でタケ爺にブッチされるも、脚のあらゆる筋肉を導入して
カッコだけ回して応援陣の声援にもなんのギャグもできず、ちんたらゴール!!


見たくもなかったけど、一応手元のサイコンをチラ見すると…
3時間02分…
初夏の日差しはどこまでも眩しかったなあ。


塾長は2時間50分。ワシへの強制アシストがなければまだ3分は縮めてたろう。
途中までだが後ろに着いて思ったのはもう別次元の強さということ。誰も前を牽けない。
一昨年のGF吉野のエピソードはすでに伝説化しているが山岳ロングの強さは半端じゃない。
かすりもせんかったとはこのことだろう…


その他、Waveは軒並みタイム更新。タケ爺の最後の踏み踏みは凄かった。
緑ジジィも余裕のゴールだしね。


ワシの場合は地脚の弱さを露呈したが、そこらは前向きに捉えたい。
とりあえずはタンパク質補給かな。