M練を考察する:第8章

Mから一夜明けて、またまた過酷な日々の始まり。
今週は日帰り東京出張(某一部上場企業社長の対談取材、これ大変〜)など、
楽しいイベントが目白押し(ヤケクソ〜)。


で、結局、昨日はMの総括もできずだったが各メンバーのブログで
ほぼ概要はアーカイブできるのでワシは相変わらずワシ的な意見に終始する。


そういえばMの実力者・案山子さんが興味深いデータを
掲載してくれていた。以下、案山子さんブログより転載するの図。

帰ってからデーターを見たが230wから380wの時間が
108分もあった。きつい訳だ。

TSS 440

出力Wの概略はなんとなく理解しているのだがTSS(Training Stress Score)の
数値に対する認識が不足していたのでネットで調べてみると…

−TSSの目安−
TSS 負荷(回復期間)
150以下 低(翌日には完全に回復する)
150-300 中(2日後には完全に回復する)
300-450 高(2日後にも疲労が残る)
450以上 非常に高い(数日間疲労が残る)


ということらしい。これまでM練はワシのデコレートされたレポートと
各メンバーの断片的な情報のみしか、リリースされていなかったので、
読み聞く人も「ほんまかいな?」みたいな部分もあったと思うが、
こうして客観的なPTデータを見ると、まんざら誇張ではなかったと
分かってもらえると思う(案山子さんありがとう〜)。


【総括】
で、あらためて昨日を振り返る…
スタートの7:45の15分前には全員集合。大して会話はない。
一同、WAVE看板に向かって整列。恒例の国旗掲揚と国歌斉唱ののち、
塾長からMのコンセプト、Mの生い立ち、Mの末路、Mの取り扱い(もうええから)…
めずらしく遭遇したWAVE総帥・F店長の激励を背に出発。


塾長のブリーフィングでは
「本日は案山子、マーシー、赤マドンの3名に先頭Mローテを命じる!」との訓示。
塾長じきじきの名誉ある勅命に3名は涙して立ちすくむの図…


しかしスタート後、40分くらいはなんかキツかったなあ。
毎回のことながら一週間の疲れがどっとくるというのか、身体が重い。
悪いとは思いつつ、案山子さん、マーシーさんより短めに代わらせてもらう。


R429、黒谷ダムへ向かう登りあたりから、二人のペースがあがる。
ここでワシが出力を落としては、名誉アル勅命を汚してしまうとの思いから
なけなしの体力を切り売りしながらペースキープに励む。


真星のいやらしいストレートな登りを淡々と無心…つーかAKBのヘビーローテを
リフレイン(なんでかな)させながら、肉弾三銃士は決してタレることを許されない
地獄の行進を続けていくの図。R72に入ると二人の走りはさらに磨きを増し、
どう考えてもワシが一番ヘタレとるがな!


「国立少年自然の家」入り口の信号までのまあなんとも…
肉弾三銃士後方からは塾長の激励?恫喝?の声…
「#$%%&&%$#$!!!!!!」


誰が被害者、いやイケニエ、いや指導を受けているのか確認したかったが
こっちもそれどころではなくて(あとで確認したらTyousanだった)
とにかくその図を想像すると、おかしくておかしくて一人、鼻水流しながら
笑いながらひたすら登るの図(変態かよ)。


「国立少年自然の家」入り口の信号で許されたつかの間のクライミングリピート。
とりあえずゼリーを半分流し込む(休憩を入れると聞いたが、そんなん信用するもんか)。


緑ジジィ他、すでにミイラ化が始まった半ゾンビ集団は、死臭を漂わせながらさらに北へ。
R31をこれまた人間魚雷状態でとにかくペダル回し続けるしかすることなし。
そして第2の超級カテ「ランドマークGC」への登りが始まる。


そこから先は自転車では初めてのコース。ピークまで何キロあるんだろうと
道路標識見るがどれもアバウトな書き方で参考にならんがな〜


案山子さん、マーシーさんの高出力回転牽きは続く。ときどきワシみたいな感じ。
このまま、平和になんとか時が過ぎてくれればっていくわけないわな〜
途中から後方で待機していたM練初参加の乗鞍戦士・鷹さんが先頭へ。
それに伴い、とうとう一本切れた…もとい一本筋の通った塾長がツープラトン
ガンガン前を牽き始める(お願いやめて〜〜)。


二人の姿を見つめながら絶望の淵を彷徨い続ける肉弾三銃士…。
当然、後方集団ももう阿鼻叫喚…。あのダンディなhoriさんの悲しそうな目が印象的…


なんとか全員上りきり、道の駅・醍醐の里へのダウンヒル
先頭を行く塾長の前輪がパンク、すぐ後ろを行くワシは急にラインが
変わったので???と思ったがマジ無事でよかった。
あとから遅れて降りてきた緑ジジィが
「てっきり落車してガードレールにぶつかったんか思った〜」と妙に
詳細な感想を述べるので一同爆笑。


道の駅「醍醐の里」でM史上初の休憩が執り行われる。


その後は、再びゾンビ列車出発。
案山子・マーシー・赤マドンの折れかかった三本の矢も渾身のチカラでトレインを牽引。
R313から第3超級カテ「有漢への広域農道」へ進軍。


ってワシはもうその辺りからてっきり下り基調かと思ったら、思い切りの登りじゃねえかよ。
塾長、鷹さん、肉弾三銃士の5人によるMヒル〜〜
もう本当に途中からどこまで続くのか状態で、案山子さんがいなかったら絶対、緩めてた。


R49に出てやっと土地勘を取り戻し、安楽したのもつかの間…
ほぼ70%ゾンビ化軍団は、第4超級カテ「R78巨瀬のストレート登り」へ最後の進軍。


もう思い出したくもねえです。途中から先頭を行く鷹さんからジリジリと…
すかさず塾長から「akaさん、#$%&!!」の檄が飛ぶ。


駄菓子菓子…「あ、あか〜ん」の心の叫びとともに、心の折れる音がポキッと…
先を行く鷹さんと塾長の姿を幻のように見続けながらストレートの登りを…


でもよく前を見ると…あれ?蛇行しとる。あれ?え〜鬼が蛇行しとるがな!
世界一性格の悪い男を自負するワシは「ここじゃ、ここで鬼の首とらんといつとれるねん〜」と
一気に気を取り直して猛然とアタック(自分比)。必死こいて追うも…
駄菓子菓子…気合だけで脚の方はさっぱりじゃったがな…(沈)
(ちなみに緑ジジィは時速4km/hだったとか…歩行者か)


もう書いているだけでお腹いっぱいになってきた。
最後は秋葉山で両太腿内側を攣らせながらの怒りのダンシングクイーン攻撃〜
下から上までほぼフルダンシングって、なんだ、やればできるじゃないのワシ…みたいな結末。
(ま、攣ったときは立ちゴケしそうだったけど)


いつもながらに参加メンバーのみんなには感謝ですな。
みんなは知らんだろうけど最後に塾長がポツリと…
「今日くらいの出力で150km、獲得2000強くらい行けたらいいんですけどね」って。


大型の保険に入ろうかな。