追い抜くなら圧倒的な力で追い抜いてくれ。

昨夜はいつもの練習仲間との「中締め」。
市内のイタリア料理店で(イタリアだけど座敷)
14名が集まっての会食。


毎年、前半戦が終了した後にお互いの無事と健闘を
祝っての気の置けない飲み会。


真冬の極寒期から毎日共に練習を重ねて来た同志だけに
一杯のビールも、一杯のワインもこの上ないご馳走となる。


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かつてはオッサンばかりの集まりだったのがUnoちゃんや
ドメ、萬ちゃんといった活きのいいメンバーも増え、
年々活性化しているのが何ともうれしい。


正直、彼らとは競技者として負けたくないという
気持ちもあるが、同時に願わくば持てる才を伸ばして
全国の強者達と相見える存在になって欲しいという
いち年長者としての思いがあるのも事実。


本人達は気付いていないかもしれないが、
その才能の輝きはそれを持たざる者にとっては
垂涎の原石であって少しでも、そのおこぼれでもいいから
あやかりたいと思うのは凡人の自然な欲求だろう。


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酒も進み、岡山のこれからのロード界について
誰ともなく話し始めたとき。


話の途中でみむtが発したひと言に妙に納得した。


「若くて強い選手に期待しているけど、
追い抜くなら圧倒的な力で追い抜いて欲しいな」


加えて

「ワシらがまだなんとかなると思うようじゃダメだ」とも。


誤解なきよう言えば、みむtも私も最近の若くて強い面々には
あらゆる局面で、すでにコテンパンにやられているのだが(笑)
それでもまだここぞという場面では、老練な集中力と数々の反則技等で、
付け入る隙があるというのか、総合的にしたたかというのか、
戦える余地が残されている…というのは事実だろう。


で、ないと生きる場所がないのだが(笑)


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今朝も酒も残っていたが5時には目が覚めたので
軽く走りに出ようかと思ったが部屋でのんびりストレッチすることにした。


ストレッチをしていると少しずつ頭がクリアになった。


プライベートの懸案を考えていると気持ちもどんよりしてくるが
グダグダ考えて落ち込んでいる時間はあまりにも勿体ない。


何かを抱えているくらいが生きるバネになる。


さて、明日からまた走るかな。


日曜日は久しぶりのクリテリウムだしね(笑)。