第12回サイクルロードレース大阪クリテリュームin舞洲続報!

昨夜はレース後に神戸入りして、友人たちと久しぶりに再会。旧居留地にあるビストロで会食。
昼間の緊張感から解き放たれたせいか、あまりの空腹につい写真を撮るのが億劫になってしまった。
写真がないのが残念だがホワイトアスパラのバルサミコソース、トリッパのトマト煮、
フライドポテトのトリュフ和え、青唐辛子のオムレツ、リドボーのサラダなどに
メルローカベルネのチリ赤をあわせて堪能。料理も店の雰囲気も絶品だった。
ビストロを出た後は、80年代のディスコナンバーを聞かせてくれるバーでトリュフ風味の
サラミをつまみながらジントニックをやる。「みんなこの頃は、ヤンチャしてたねえ〜」と
過ぎ去った青春時代をほろ苦く思い出しながら、旧友との夜が過ぎていった…。
・・・・・って余裕かましている場合か。舞洲から一日たつと昨日のプレッシャーも
すっかり忘れて思い出すたびに、なんかワシえらい恥ずかしい走りをしてしまったのでは感があって、
朝方はちょっと凹んでいた…。
↓オープン1の5周目あたりか。集団のペースが落ち着いたところだ。

↓油断しているとどんどん後ろに置いていかれる。みんな機材もすごいわ。

↓オープン3。赤ジャージはカヤマのミジンコさん(ほんま強い!)。その向こうがワシ。先頭交代する直前。

↓本部席前、訳も分からず先頭を行く。要領が分からず、ダラダラと。この中途半端さがアホすぎ。

↓バックストレート。まだ先頭。向かい風で撃沈寸前。ちなみに前の車輪は周回遅れの人。

↓先頭から降りる。その後、ブチブチ抜かれまくりで悲しい結末へ…。

つづく。
↓これまたお約束の動画集
↓オープン1.先頭から4番手あたり。脚止めたりしてまだ余裕か。ミジンコさんにツキイチ状態。
MVI_1121.AVI 直
↓向かい風のバックストレートを集団前方で。たぶんオープン3のラスト5〜6周あたりだと思うが…。
MVI_1120.AVI 直
↓オープン3.終盤に向けてけん制入った感じの集団。集団中盤に位置。この時点で下がりすぎだ。
MVI_1130.AVI 直
つづく。
【総括】←お約束なので…
初めての舞洲。初めてのクリテリウム。スタートの待ち時間も少なく、
運営もテキパキとしていて大会としては非常に楽しめた。ただコースの
路面コンディションは、玉島人工島の勝ち(比べる意味は別にない…)。
が、もちろんレースにはまったく支障はない。第2コーナーに水抜きのミゾがあって
濡れていたので、そこだけは最後まで気を抜けなかったが。で、肝心のレース…。
正直【オープン1】が終わった時点で【オープン3】はDNSにしようと思っていた。
要するに心が折れたのだ。ゴール後1周ダウンしてコース外に出たときは最悪の心境。
圧倒的な力の差を実感して、打ちひしがれていた。そのときワシの最大の弱点である
「早くおウチに帰りたい症候群」が発症したのである(園児か!)。
クルマに戻って呆然とアクエリアスを飲みながら「20分後にもう17周走るのはイヤだあああ」
という自分と「ここでDNSしたら本当の意味での負け犬だよ、●●君」という
二人の自分が葛藤。わ、暗い、このままじゃ、まずいまずいと思って思わずマドンに乗って
会場外の道路をレストがてら流すことにした。5分くらい行ったり来たりしただろうか。
「やっぱり後悔する。走ろう」と気を立て直して10分前にスタート集合地点へ。
で、不思議なことにスタート後は、変な気負いが抜けたのか、苦手のコーナーが面白いように回れる。
要は落ち着いて自分のライン取りができるようになっただけなのだが、ノンブレーキで
コーナーをクリアできるから立ち上がりも楽。楽だから前で走れる。前で走れるから
周りの人もスペースを空けてくれる。スペースをキープできるからまたコーナーが楽…。
ま、最終的には無駄脚の多さと、勘の鈍さで撃沈したが【オープン3】は楽しかったなあ。
惜しむらくは、まだ余力があったのに追い込めなかったことか。もっと前へ行かないとダメ。
あ、この感覚はなにかに似ている。かつて体感したようなこの感覚は?と考えていたらさっき気が付いた!
表現は不適切かもしれないが(たぶん不適切です)、
クリテリウムって…ナンパに似てるよおおお!
要はウカウカしていたら、いい女(いいポジション)はドンドン他のヤローに持っていかれる…。
そういうことだったんだ。このことに気づいただけでも今回、参加した意義はあると言えるだろう。
次戦への糧としたい。